ラグビーの興奮冷めやらぬというのですかね。
フォワードの野郎が遅いから、思わず前に投げちゃったら slow forward って反則取られちゃったよ、なんて思ってる人いないですかー。いねえか。
もしかしたら throw forward? ・・・前に投げるを直訳しただけ?
40年近くも勘違いしてたみたい・・・赤面。
ちゃんと「th」の発音してくれないから悪いんだよ。人のせい。
特に予定のない週末でございました。
天気の悪い予報はハズレて、ほとんど雨もなく過ごしやすい休日になりました。
さて、コルベットくん。船は女性だから、コルベットさんか。
土曜日は2mmのポンチが届いたので、窓作りからです。
窓ガラスは、当初、透明プラ丸棒の輪切りを考えていましたが、薄板が想定以上に上手く抜けたので採用しました。
呼び2mmのポンチは、念のため2.0mmのドリルでサラってから試し抜きしました。
抜きカス=円盤は2mmより100分台でプラス気味になっていました。
なので、船体の孔を2.1mmでサラい直してから嵌めるとこんな感じです。
使った透明薄板は接着剤の効かない塩ビと思われますが、裏側から溶剤系接着剤を流しておきました。
両側で30個。嵌めるのよりも、ポンチから傷つけずに取り出す方が難しかった。
この工程が済むまで、甲板を貼れなかったんですね。
基本、飛行機模型の作法しか知らないので、いつも通り塗りながら組み立てていきます。
甲板は木甲板がチークなんでしょうね。ダークアース。
鉄板の部分はグラナイトグレイというクレオスにもハンブロールにもない色。
青味がかったグレイのようなので、クレオス#14ネービーブルーの瓶生にしちゃいました。
通行帯には滑り止めのようなものが貼ってあるようで、甲板色よりももう一段暗い色のようです。
ジャーマングレーが近似というクロスリファレンスがネットに上がってました。
ガンダムのファントムグレーという、手持ちで一番濃いグレーで塗ってみたら、それでもコントラストがあまりつかなかったので、さらに黒を足して暗く調色してみました。
ここからは、パイプを燻らせながら、リビングでボトルシップ製作に勤しむダンディな英国紳士のように、ブリッジや煙突を組んでいけばいいんですな。
こだわらなければ、そんなに時間は掛からないと思いますが、もう錨の極細チェーンをポチッしちゃったし、手すりは成型品のままじゃ嫌だなとか、ビッグスケールはやり出すとキリがないのでテキトーにします。
彗星が完成しました。
小学生の頃に作ったLS1/72の12型と33型、成人してから作ったフジミの12型に続いて、人生4機目の彗星です。
多分、人生最後の彗星。
買ったはいいものの、合いが悪いという評判だったので、長い間在庫にして、手を着けていませんでした。
持っているキットの製作記事が掲載されていると買うようにしていたので、モデルアートとスケビ、マスモデが計5冊と99艦爆と合本の丸メカ等々、参考資料は豊富にありました。
右舷の排気煙はシュッと塗れたけど、左舷は丸っぽくなって失敗したんです。
次の写真を見ると、プロペラのスピナーはシルバー:無塗装に見えます。
丸メカにはシルバーのイラストもあるのですが、キットの塗装図にはなかったので褐色にしました。
キットは空冷エンジンに替えられるように、胴体と機首が分割されています。
機首の左右を貼り合せてから胴体と合体させるのではなくて、機首と胴体を半身毎に接着してから、左右を合わせました。
左右を合わせる時は、左右にまたがる部品:機首上部とか後部胴体下部の幅に合わせて、プラバンを貼って調整しました。
ほぼ全箇所、左右にまたがる部品の方が大きいので、接着面にプラバンを貼れば良いのですが、キャノピーだけは幅が狭く、外板をシャープエッジになるほど削る箇所がありました。
こういうノウハウは、参考資料の丸パクリです。
参考資料で図上演習しておいたので、本番もうまくいきました。
アンテナ線の碍子は、ゼリー状瞬着を丸く球のように付け、タミヤの硬化促進剤を塗るときれいに白化するので、塗らずに済みます。
鮎を連想するような、流線形のきれいな機体です。
確かに合いは良いとは言えず、段差がそこら中にできます。しかし、どこかのカーモデルのように、この寸法では絶対に入らないとか、長さが足りず届かないとか、担当者は自分で組んで確認してないだろう、というような客をバカにしたキットではありません。
東海に続いて2個目のキットですが、ファインモールド好いじゃん、と思いました。
明灰白色ってこんなに色気のないグレイでしたっけ?
最新の解釈はこんななのかな。昔はもう少しクリームっぽかったような。
しかし、何かで読みましたが、明灰白色も軍艦色も、軍の規格では白と黒のみで作るレシピだそうです。
下面には明るいグレイとブルーでフィルターを掛けています。
プロペラは接着してあり回りません。
ふーっと息を吹きかけて、プロペラを回す趣味は無いので。
水性の接着剤なので、無理矢理剥がせば取れますけど。
プロペラのハゲチョロと主脚のブレーキ管を付け忘れました。
さて、逃避から船に戻るか。
9月に入ってから仕事の関係で、かなりストレスの溜まる毎日でした。
釣りもプラモもあまり手を付けたくなくなるほどでしたが、何とか先週19日に解決しました。
重しが取れると現金なもので、急に気が楽になりました、なので3連休はプラモ三昧です。
アンテナマストはキットのパーツに0.3mmの孔を穿ち、電線から取った銅線でヒートンを作り貫通させます。
これで簡単には抜けなくなくなります。
濃緑色はこの位暗い緑にしました。
デカール前にツヤありクリアを吹いておいたので、デカールはシルバリングしませんでした。
貼ったデカールの上だけに普通のクリアをさらに重ねておいてから、全体につや消しクリアを吹きました。
もちろん、クレオスの優秀なスムースクリアです。
そうすると、デカールの段差消しで研がなくても、ニス部はほとんど分からなくなります。
機番のデカールですが、白い文字のものは黄ばんでいたので黄色のにしました。
今回、排気管はいつものこげ茶色の1色塗りではないやり方にしました。
シルバーを吹いたあとに、クリアオレンジとクリアブラックの混ぜたのを重ね、その上からWCのステインブラウンとブラックで仕上げました。
この辺りの胴体はかなり面倒な分割になっているのですが、どこで接合したか、これだけアップにしてもわからないので、丁寧に仕上げた甲斐があるってもんです。
塗装剥がれの表現ですが、この辺りはカリカリ剥がしたのと、スポンジポンポンが混在しています。
排気管は開口して墨入れ済です。
ドリルで2か所穴を明けてから、ナイフでつないでます。
キャノピーに貼ってあるマスキングテープは、アンテナマストの接着剤が乾く前に張り線したら、テンションで後傾してしまったので、固まるまで前向きに固定してるのです。
小さい方の脚庫扉には0.3mm線で作動稈を付けておきました。
主脚の位置決め乾燥中です。
丸のダボホゾでかなりガタがあります。
今時はハセガワでも四角柱にして、角度が決まるようにしてますよね。
主脚のカバーをつけたら完成かな。
フィギュアが一人ついてましたが、後回しにします。
窓を開けて寝ると、朝晩は布団を掛けたいほどですが、昼間は30度超えでまだまだ暑いですね。
それでも、何もする気にならないほど猛暑ではなく、読書や模型工作に取り組む気になってきました。
昨夜は酒量を減らし早起きして、久々の朝の犬散歩に出ました。
今朝、5:45の月です。中秋の名月は金曜日でしたが、曇って見えませんでした。
日の出も遅くなりました。
彗星の日の丸は白縁付きにするつもりなのですが、付属のデカールは2枚重ねで白縁を表現する仕様で、厚くなるので塗装にしました。
下面の明灰白色を吹いてあったので、マスキングして白を吹き、テープのリングで縁だけカバーします。
手を抜きましたが、外周の境にももう1枚貼るべきでした。
剥がしたら、結構外周に赤が吹き込んで赤い輪中ができていたので。
今回、白はクレオスのクールホワイト、赤はガイアのブライトレッドです。
日の丸を6個と味方識別帯を塗って下面全体をマスキング。
彗星独特の波波S字塗り分けは、クレオスの新しいマスキングテープを使いました。
薄くて透けるのが特徴なんですって。
原寸大に塗装図を拡大して、透明フィルムを置いた上に貼りました。良く見えます。
それを切り抜くのは、このスラロームを切るためにあるようなこのナイフ。
首が自在に回るので、カクカクしないでスラロームできます。
でも計画倒れだったんだよなあ。イラストの精度が悪くて寸法がおかしいの。
少しストレッチして現物に合わせました。
水冷エンジンの調子が良くて、最後の最後まで奮闘した歴戦の勇士がテーマなので、塗装を派手(当社比)に剥がすハゲチョロ作戦発動です。
ダレがハゲじゃ。
なので、まずは剥がしたときに現れる下地のシルバーから。
タミヤラッカーのフラットアルミです。
これ、本当にアルミっぽい。
そして、「なんや、この毛の薄いジジイ。ケープなんぞ買いおって、必要ないやろ!」って目のレジを突破し入手した、ヘアスプレーをプーっとひと吹き。
これ、ケープ吹いた後の画像なんですけど、全然わからないよね。当然。
先にパネルラインに沿って、黒でプレシェードを入れます。
その上から水性アクリルの濃緑色にジャーマングレイを3割ほど足した、彩度の低いグリーンを全体に吹き重ねます。
ここは必ず彗星水性を使うのがポイント。そうしないとうまく剥がれません。
エンジンの保守や点検で、何回も開け閉めしたんでしょうね。
こんな感じにパネルラインに沿って、隈取のように剥がれています。こんな感じにしたい。
過給機のエアインテイクカバーも、結構剥がれてますね。見落としてました。
水でふやかすとブヨブヨしてくるので、簡単に剥がれます。
爪楊枝や固い筆で擦ると、細かく剥がれます。
筆で描こうとしても、私にはこんなに繊細に、且つランダムに描くウデはありません。
拡大すると、アラが見えますね。裸眼だとまあまあと思ってました。
インテイク剥がさなかったなあ。
後の工程でシルバーでタッチアップして修正できるのでこんなもんで。
パネルラインと搭乗席付近を大袈裟に剥がしました。ちょっと説明的すぎるかも。
意識的に粗密を残すのか、全体的に散らばらせた方が良いのか。まだ答えを出せてません。
その上から、油性のクリアを吹いて剥がれをストップします。
デカール前のツルツル状態も兼ねてます。
これがクリア後の全体像。
エルロンとかエレベータとか、羽布張りっぽいところも腰が引けてやんなかったのよね。
歯ブラシや筆で剥がしたところはやや面積が広くボヤっとした感じで、楊枝のところは線状なのが見て取れます。
デカール貼って、エナメルで動翼だけ墨入れして、WCで全体にフィルター掛けて、つや消しクリアでおしまいです。
選択部品は自分の好みで、史実に関係なく勝手にチョイスして使っています。
彗星12型で高い尾翼と、胴体白縁付き日の丸の組み合わせは多分ないと思います。
これに自分の好きな数字並びの、テキトーな隊の機番を貼るので、さらにタチが悪い。
これはスケールモデルではなく、コトブキ飛行隊と同じようなキャラクターモデルと思ってますから。