この土曜日、中部地方はよく晴れてこの時季にしてはやや気温が高いものの、湿度が低くまさに皐月の薫風という陽気でした。
窓開けると、50%だった室内の湿度があっというまに20%まで下がりました。
まるでウエストコーストのよう(行ったことないけど)。
朝から高校の同級生とラインしていたら「今、FMのウイークエンドサンシャインでピーター・フランプトンをオンエアしてる」というので、誰かにもらったLPの中にあったことを思い出して、一度も聴いたことがないので良い機会と掛けてみました。
この乾いた空気にこのLPはぴったりだなあ、と思って調べてみたらこのお方、湿っぽいロンドン(行ったことないけど)ご出身なんですね。まっいいか。
魚釣りのお道具箱ドカットを2個体制にしたついでに、ふたを開けるのに指を掛けるところが無いので、ハンドルを後付けで追加しました。
アルミ製で赤アルマイト処理してあります。
端面にM4のタップが切ってあるので、裏側からSWを介してネジ止めしました。
ドカット用のハンドルとして市販されているものです。
新しく買ったD4700はふたを開けると受け皿(トレイ)があるのですが、D5000のトレイのように持ち手が付いていません。
取り外しにくいのでハンドルを作りました。
100均のプラのタオルハンガーを付けようと買ってきたのですが、材質がスチロールなので炎天下の海で使用するには耐候性が心配です。
なので、3mm厚のアルミフラットバーをコの字に曲げて付けることにしました。
厚さが3mmもあるのでバイスに咥えて曲げる際に、実寸のマーキング位置ピタリにセットすると長くなるのか短くなるのか想像つきません。
取りあえず1個試作してどのくらいオフセットしてクランプすると良いか確認しました。
トレイは抜きテーパーが付いていますが、90度以上曲げれば合うので、上辺の寸法をピタリに狙うことにしました。
試作品は短くできたので、やや長くなるように寸法を変更したところ、少々長すぎで嵌めた状態では画像のようにややタイコ形になりましたが問題なく使用できるようにできました。
トレイの外側はタイコ形になったせいもあって空き寸法に余裕が無く、ナットでは止められないのでSUS(海で使うものはすぐ錆びるので)のタッピンネジをねじ込み、飛び出した先端をカットしました。
タイコ形(両端小/中央大)、ツヅミ形(両端大/中央小)という表現を最近はあまり使わないのでしょうか。
タイコ形と書く前に調べたら期待した答えがヒットしなかったので。
WBC楽しめました。野球の試合を最初から最後まで見通す、というは久々のことでした。
ジギングという海のルアー釣りを始めて10年以上になります。
始めた頃はこんなにハマるとは思っていなかったので、最初のリールはダイワの一番安いものを選びました。
しかし、こういう道具は最低でも中級品以上を買わないと、すぐに不満になって使わなくなってしまいますね。
ジギングでは常にハンドルを回し続けます。ルアー釣りが初めてだったので巻き心地とか全然気にしていませんでした。
一番不満だったのは、力の入らないこのプラのハンドル。
それでハンドルノブのみオプションの金属のパーツに変えたのですが、それでも使い勝手が悪くて最近は出番がありませんでした。
そもそも基本性能の悪い車のハンドルを社外の高級品に替えても、性能が向上するわけではないですもんね。
しかしほとんど新品のハンドルノブを使わないでいるのはもったいないので、現在の主力機であるシマノのリール(中級機だけどダイワよりまし)に移植することにしました。
シマノ、ダイワ共にハンドルノブはハンドルのシャフトに上下2個のボールベアリングを介して取り付けてあります。
ベアリングの間隔(シャフト長さ)は両社ともにほぼ同寸ですが、ベアリングの寸法が違うのでそのままでは取り付きません。
ダイワのベアリングは内径X外径が4X8なのに対し、シマノは4X9とパイプで言えば肉厚です。
それに合わせて中のボールもひと回り大きいのか、厚さがダイワ2.5mmに対し4mmと厚くなっています。
なのでベアリングの厚さ差分の1.5mmにスペーサーを挟めばよいわけです。
錆びないようにSUS304の薄肉パイプをスライスしたものを挟んでネジ止めしました。
それで交換工事完了。
シマノに元々付いていたゴム製のハンドルノブでも不満はなかったのですが、替えるとこんな感じ。
ゴムのノブは上側はボールベアリングで下側は樹脂の軸受けでしたが、ダイワ製に交換して両ベアリングになって性能も向上。
ネイビーブルーのハンドルに、他メーカーの梨地メッキ色のノブが似合ってるかどうかは気にしないことにします。
早く実釣して使い勝手を確認したいところです。
最近、ツイッタでデザインナイフの替刃の話題が一部で盛り上がってました。
刃先30度の連続刃で、折ってから使用するのものです。
NTのBD-2000という100枚入りのもの。
即座に欲しいと思い近所のホームセンターをハシゴしましたが、どこもNTを扱っておらずカッターの売り場はOLFA一色でした。
NTとOLFAは棲み分けの協定かなんか結んでるのでしょうか。
しょうがないのでポチっとしました。届いたのを工具置き場に仕舞いにいくと、あらあら似たようなものを持っているではありませんか。
左上が今回買ったBD-2000で、左下の50枚入りと赤いケースのが既にありました。
元から持っていたものは黒くありません。
1個ずつ折ってデザインナイフに咥えて使用することもでき、右下のホルダーで連続のまま使用することもできます。
今回これを買った決め手は、ブレードの色が黒かったこと。
普通のカッターの9mm幅の小型刃には黒刃という職人用のブランドがあって、刃付けの角度が違うと友人が言っていました。
小型の黒刃と標準の刃を比べてみました。
左の黒刃の方が光っている刃の部分の幅が、右の鋼色の地色のものよりも長いですね。
同じ板厚のものを斜めに削いで、それが長いということは角度が寝ていて角度が鋭角なのだと思っています。
黒刃は使用中に誤ってコジるとすぐに刃先が欠けます。
今回買ったデザイン系連続刃がこれです。
デザインナイフの刃が黒刃のように更に鋭角になったのなら使ってみたいじゃないですか。
上段が赤いケースの多分標準のやつ。
中段は赤いケースに1枚だけ入っていた素性のわからない黒いやつ。
下が今回100枚も買った黒刃です。
NTのHPでは外形寸法や板厚はまったく同じです。
刃の部分の幅も比べてみましたが差がないので、刃付けの角度も同じようです。
ただ表面処理が違うだけ。
面白いのは黒刃の黒の発色が違うこと。中段は青っぽいです。
処理のロット違いによるバラツキなのか、四三酸化鉄処理とパーカー処理とか黒染め自体を変えたのか。
プラモデルも作らないのに替刃ばかり買ってどうする気だ。死ぬまでに使い切れるでしょうか。
雪の降った日、エサが見つからなくて困ったのか、家の裏の勝手口の目の前2m位のところでエサ探しを始めたカシラダカ。
木の枝にいる時は速くて撮れないんですけど。これはノートリミングです。
モズは逃げないので撮りやすい。
先日イカの夜釣りに行った際、ルアーである鉛スッテのイカを引っかけるカンナが、グラグラしてるやつがいるのに気づきました。
夜でしかも近視なので、気を付けていないと竿先にラインが巻き付いたのに気づかず、そのまま巻き上げて穂先を折ること数度。それからは眼鏡を掛けて釣っているので、手元は老眼でピントが合わず、その時は気にしなかったのですが、家でよく見てビックリ。
グラグラでボロボロでした。これでは掛かる確率が落ちる。
スッテを改造や自作してる人がいないか検索すると、いるんですねえ。
カンナだけパーツでの販売もあることを知りました。
手持ちのスッテのライナップを再確認すると、カンナがピンピンで胴体がダメなヤツがいました。
上のやつはおろしたての頃、サゴシの鋭い歯にやられて胴体の布がビリビリに破れたのを、捨てずに糸を巻いて修理したものです。
次にまたサゴシが出た日には使おうと用意してましたが、修理してからは一度も使っていませんでした。
下はこの前のボロボロカンナのヤツ。これらで2個イチで改造することにしました。
どなたかが、接着剤で止めてあるので熱を掛けて外す、と書いてました。
黒いチューブを取ってからヒートガンで炙りました。
2段カンナの間に付いている赤いのが接着剤です。
布をめくると胴体は鉛の塊です。
分解完了。
カンナは単体で出来上がっており、軸に通して連結していました。
胴体ボロボロの方は昔ながらの形状の製品ですが、鉄の棒が多分カンナから頭部まで貫通しており、かなりしっかりした真面目な作りでした。
画像は鉛を切って鉄心をむき出しにして、やや長めにカットしたところ。
下の最近のデザイン製品は、芯が樹脂の棒でそれも貫通ではなく1cm以下の挿しこみで接着してありました。
ドナーの鉄心が2.3mmだったので、移植先の穴を2.4mmのドリルで掘り直しました。
エ・ポ・キ・シ・・・椎名誠の著作にそんな表現がありました。
一般の人にはエポキシ接着剤って違和感を感じる名称ってことですね。
普段プラモで使ってる15分タイプではなく、ゆっくり固まるヤツにしました。
ハイ、完成。
絶対これで釣ってやるんだ。
一カ月近くもブログの更新をサボっちゃいました。
GWは福井で青物ジギングの予定でした。10年来の馴染みの船に、久々に会社同僚がそろって参加で楽しみにしていたのですが、海が大荒れで中止になりました。
そして先々週も会社をサボって、ヒラマサのキャスティングゲームのはずが、コロナで自粛せざるを得なくなり、キャンセル料を全額払って中止にしました。
NEWロッドもNEWリールもNEWルアーのデビューもお預けです。
アウトドアとインドアの両方を楽しんで、気分のバランスを取りながらオフの生活を楽しんできましたが、精神なんかまったく弱いもので、バランスが崩れると趣味的なことは何にもやる気がなくなってしまいました。自粛ブルーとでも言いましょうか。
幸いサラリーマンなので、毎日会社に行ってやるべきことをやっていれば、最低限生きている意味があるように外観の体裁は繕えます。
しかし定年後にこんな風に家でゴロゴロしているだけでは、すぐにボケてしまいますね。
音楽を聴くのと、酒を呑むのと、本を読むことはできますが、細々した工作には乗る気がしません。
釣り用の眼鏡を新調しました。
元々ギリギリ眼鏡無しで運転ができるレベルの軽い近眼で、フライフィッシングの毛鉤が見えないために度付きサングラスとして買ったのですが、長時間掛けっぱなしでも疲れない優れものなので、手放せなくなってしまいました。
紫外線からの目の保護の効果もあるのか、サングラスを掛けないよりもずっと楽なのです。
サングラスには寿命があって、偏光レンズが劣化するそうです。
かなり大事に使っていましたが、10年近く経つと僅かに色ムラを感じるようになりました。
透明なガラスやプラスチックを偏光フィルターを通してみると、歪や残留応力が目視で確認できるのでやってみました。
サングラスを偏光フィルターにすれば良いのです。
新しいので古い方を見るとこんな感じ。
外周付近に歪が貯まってきています。特に矢印付近。
それと全体に色ムラがあります。
これじゃ見難くて疲れにつながりそうです。
交換して覗くと、新しい方はこんなの。
当然、歪もなく色も全体に均一です。
レンズは今までと同じイーズグリーンという明るいレンズにしましたが、フレームはレンズ面をもっと大きくして、目をしっかり覆うように4カーブの形状にしました。
軽く4万超え。一番高いロッドの次に高価な釣り道具になりました。
まん防で県外に行くな、と言われているようじゃ来月の相模湾も自粛かな。
小田原行きの長距離ドライブで試すのが楽しみだったのにな。