心の風景 認知的体験

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●表情と視線は、会話の潤滑油

2007-10-11 | わかりやすい表現

●表情と視線は、会話の潤滑油
対面会話では、言葉以外の情報も否応なしに相手に伝わる。なかでも、表情・ジェスチャーと視線の役割は重要である。
相手のにこやかな表情は、相手の話を促すし、不機嫌な表情は、会話を抑制する。さらに、相手の話に同意、不同意も表情やジェスチャーで即座にフィードバックできる。
 また視線は、主に会話でのターンテーキングの調整をしていることが知られている。自分が話す時には相手から視線を避け、終える時は次はあなたの番とばかり相手を見る。
表情・ジェスチャーと視線はいずれも、あまり意識的にコントロールされていないのが特徴である。それだけに、本音が出る。意識的なコントロールのもとにある言語情報との整合性が問われることになる。「2重拘束」というおもしろい概念がベイトソンによって提案されたことがある。口で言うことと本音とのずれが相手に困惑を与えることである。
たとえば、母親が子供に向けて「おりこうさんね」と口では言いながら、TVに夢中になっているような光景である。
 表情・ジェスチャー、そして視線がこんな大切な役割を果たしていることを知れば、いくばくかの努力を意識的にしてみてもよい。最初はぎこちないかもしれないが、次第に会得できるようになるであろう。

今日のドジ

2007-10-11 | ヒューマンエラー

●認知的体験 04/3/14海保
「カードを返却してもらうのを忘れる」
スーパーではカードで買物をする。その店では、カード決済に時間がかかるので、次の人の会計処理をしてから、前に戻って領収書へのサインをする段どりになっている。昨日は、その前に戻るのを忘れてしまい、店を出てしまった。家に帰ったら、カード会社から電話があり、取りに戻って事なきをえた。

写真 パイロット、消せるボールペン