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秋の夜長は寝るに限る

2007-10-29 | 心の体験的日記
学園祭で土日出勤
格別疲れたわけではないが、
カラ兄のおかげで、7時前には終身
夜中12時半に起床、
2時間くらい仕事をして
またコタツで2度寝
おきたら4時半
新聞を読んでいたらまた眠くなり
起きたら6時
たっぷり寝たなー
気分爽快

ふ 心理学用語の基礎知識

2007-10-29 | 心理学辞典



◆ファジー論理/あいまい論理(fuzzy logic)〔1991年版 心理学〕

論理的に思考するということのなかには、「厳密である」「筋道が決まっている」「結論は一つである」「思考内容からは独立している」ことが含意されている。

しかし、人間の思考に使われることばや概念、さらにはその展開の筋道には、本質的にあいまいさ(fuzziness)が内在している。たとえば、「若い」とは何歳くらいのこと、「鳥」はどう定義するとなると極めてむずかしい。こうしたあいまいさを嫌ったのが論理学である(たとえば、記号論理学)。これに対して、1965年にL・A・ザデーによって数学的に定式化されたファジー論理は、人間の思考のあいまいさを模擬したものともいえる画期的な理論であった。「0か1」の二値論理で動くコンピュータ制御にも、このファジー論理が応用されるようになってきているのがおもしろい。
◆不安(anxiety)

現実のなかに、自分や近親者をおとしめる事態の発生を予兆させるものを見つけたときに生ずる感情的な不安定状態のこと。
不安時の主観的な体験としては、「どうしていいかわからない」「重苦しい雰囲気」「誰かに助けてもらいたい」「これから先のことがおぼつかない」「事態を変えて、緊張から解放されたい」などなどがある。

未来を志向して生きる人間にとって、不安は、よりよい未来へたどりつくための水先案内でもある。したがって、適度の不安は、人間を適切な行動に導く動因(drive)となる。たとえば、将来に備えて勉強する、貯をするといった行為は、将来への不安が、動因となっていることが多い。
問題は、過度の不安が喚起されると、一種のパニック状態が発生して、妥当な判断や行為ができなくなることである。「俺々詐欺」や「健康食品商法」などはそこをねらっている。
なお、別の問題として、過度の不安が長期間にわたり継続するとストレス状態になる。むやみに動き回ったり(行動化)、身体機能の部分的な異常をきたしたり(身体化)、自我崩壊を起こしたりすることになる。ストレス管理による不安の低減が必要になる。


◆ファジー論理/あいまい論理(fuzzy logic)〔1991年版 心理学〕

論理的に思考するということのなかには、「厳密である」「筋道が決まっている」「結論は一つである」「思考内容からは独立している」ことが含意されている。

しかし、人間の思考に使われることばや概念、さらにはその展開の筋道には、本質的にあいまいさ(fuzziness)が内在している。たとえば、「若い」とは何歳くらいのこと、「鳥」はどう定義するとなると極めてむずかしい。こうしたあいまいさを嫌ったのが論理学である(たとえば、記号論理学)。これに対して、1965年にL・A・ザデーによって数学的に定式化されたファジー論理は、人間の思考のあいまいさを模擬したものともいえる画期的な理論であった。「0か1」の二値論理で動くコンピュータ制御にも、このファジー論理が応用されるようになってきているのがおもしろい。


「福祉の心」
● 経済が好調の波にのってきた昨今、格差拡大論議がかまびすしい。その真偽のほどはさておくとしても、福祉の対象とされる、「弱い立場に置かれがちな人々」は、いつの時代にも数の増減はあっても一定割合で存在し続けてきたし、今後も存在し続けることは間違いない。それは、いつ何時、みずからがその一人になる可能性を内包していることに留意する必要がある。
● しかし、その時々の政治的、経済的、社会文化的な情勢によって、誰がどのような弱い立場に置かれがちな人々になるのか、また彼らに対する世の中の見方や処遇は、かなり異なってくる。
助けられる者と助ける者という単純な2項関係でとらえるモデルはもはや古典的なものとなり、現在では、弱い立場に置かれがちな人々も含めてすべての人々がそれぞれの自己実現と幸福をめざして人間的な生活を営むことを願う民主主義的なモデルが一般的となってきている。
● そうした時代変化を踏まえて、あらためて福祉の心を考えてみると、当然のことながら、弱い立場におかれがちな人々の心が中心にならざるをえない。それへの配慮なくして、真の福祉は成立しえない。福祉ケアー体制が、制度的に整備されてきた今こそ、弱い立場に置かれがちな人々の心の理解を社会全体で共有することが必須である。
ところで、弱い立場に置かれがちな人々は、身体的領域、知的領域、精神的領域、社会的領域(人種的マイノリティやさまざまな社会的な被差別者など)で発生する。さらに、先天的なケースと後天的なケースもあるし、後者では、一時的か恒久的かということもある。言うまでなく、弱い立場に置かれがちな人々の心といっても、それぞれ異なった特徴を示すが、以下では、彼らの心とその福祉ケアーの心を理解するための基本的なキーワードに限定して取り上げてみる。

● 福祉心理学(welfare psychology)
2003年に日本福祉心理学会が設立された。このあたりから関連する大学、学部、学科が多数設置され現在に至っている。
福祉心理学のねらいは、福祉にかかわる人々の心を知ることである。領域は、大きくは、福祉対象者、つまり弱い立場に置かれがちな人々の心を知ることと、福祉ケアーをする人々の心を知ることとに分けられるが、実際の研究課題は、福祉対象者の心を踏まえて彼らの自立と自己実現を支援する最適な福祉ケアーとはどんなものであるべきかを探るところにある。

●不信(distrust)の形成
組織や人に対する信頼の形成には膨大な時間と努力がかかるが、不信のほうはごく短期間で形成されてしまう怖さがある。
不信の形成と増幅にかかわるのは、事故や違反行為などのネガティブ事象の報道が主であるが、マスコミ対応のまずさも不信を増幅する。たとえば、不充分な情報公開、情報の小出し、改ざん記録の開示、言い逃れ、嘘の発覚など。

●振り込め詐欺の心理学
高齢者を狙ったオレオレ詐欺の中核になっているのは、高齢者を思い込みの世界へ誘導してしまうことである。
そのために使う3点セットがある。一つは電話。電話はコミュニケーションの道具としては
性能はよくないが、それが嘘を見抜けなくさせている。二つ目は、孫や子どもなど最も関心の強い家族のトラブルのでっちあげ。3つは時間切迫の演出である。
この3点セットによって、高齢者を一気に認知的なパニック状態に陥れ、まともな情報処理ができないようにして、嘘の世界を真実と思い込ませてしまう。
思い込ませてしまえば、後は思いのままに高齢者を動かすことができる。

◆フレーミング効果(framing effect)〔心理学〕

同じ金額でも「2割引」と「1万円の値引き」とでは売れ行きが違ってくる。あるいは「助かる率」というのと「死亡率」というのとでは、その心理的効果が違ってくる。このように、論理的には同じであっても、表現や状況の違いによってその心理的な解釈の枠(フレーム)が違ってくることによる効果のことをいう。

●プロスペクト理論(prospect theory)
同じ1000円の損でも、1万円もっている人と、10万円持っている人とでは、その損に対する主観的な感覚は違う(感応度低減性)。あるいは、死亡率10%と生存率90%という表現は、数学的には等価であっても、死亡率のほうをより誇大に受け取ってしまう(損失回避性)。また、10人中のトップと、100人中のトップとでは、同じトップでも喜びが違う(参照点依存性)
このように、経済合理性、数学的論理性から考えると「非合理的な」人の判断について理論化してみせたのがプロスペクト理論である。行動経済学が展開されるきっかけを作った理論である。


●文化心理学(cultural psychology)
図に示すように「心と文化とは歴史的循環の中で互いに生成しあうもの」(北山忍)とのドグマに従って、心を研究するのが文化心理学である。
具体的な研究成果一端をあげてみる
1)逸脱行為をおこなうと、日本人は、事実よりも、人間関係に言及する傾向がある(東洋)
2)欧米人は、表面的な行動から、それをもたらした内的な心理を推し量る傾向が強い(北山忍)
3)日本人女児は、物語の登場人物を情緒的に評価する傾向がある(守屋慶子)
(以上、柏木ら編「文化心理学」東大出版会を参考)。
あらゆることがグローバル化してくる時代にかなった新しい心理学の研究領域として注目しておきたい。


言葉の暴力

2007-10-29 | 心の体験的日記
伊那高校の前を車でよく通る。
ハンドボール全国一」などの垂れ幕がかかっている。
その高校でスポーツ顧問教師の暴力問題が2件、
立て続けに発生してしまった。

今日、グランドを散歩していたら、小学生の野球教室が開催されていた。
そのコーチのことばのすごいこと。
言葉の暴力は、野放しでよいのか。
これが体罰や暴力につながることはないのか。

写真 東京成徳大学の建物