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自律した人とは?

2013-05-15 | 教育
ある就職関係のサイト(http://allabout.co.jp/gm/gc/296311/)で、企業が自律した人材の具体像として挙げられているリスト。

1自分なりのコメントが言える
2周囲に積極的に働きかけることができる
3失敗を乗り越えたことがある
4人に相談ができる
5自己研鑽する努力を具体的に行っている

こうした自律した人材を育てる素材は、大学の「日常的な」教育の中に構造的埋め込まれているのです。
 演習や卒論をイメージしてみてください。ただちに、この5つの項目を実践している具体的な場面が思いつくはずです。
 
 日常的な教育を地道にやれば、企業が求める自律した人材が養成できるのです。
 これが我々大学教員の一致した考えなのです。ですから、今はなんの役にも立たないと、多くの学生には思われているかもしれない勉強をあえて強いるのです。


強制的に見せられるのはつらい

2013-05-15 | 心の体験的日記
リンカーン」をみた
映画の内容はともかくとして わらい
上映時間ぴったりに入ると
ながながと宣伝を見せられる。

無料のサービスを受けているときに
宣伝は受け入れるが 笑い
料金<<シニア料金1000円なので大きなことは言えないのだが
を払ってしかも足を運んで劇場まで出かける人に
宣伝を強制的にみせるのはどんなものか
予告編ならいいが
最近は、結構、商品宣伝などもある

過度の研究費獲得競争を煽るな

2013-05-15 | 心の体験的日記
かつては、経常経費として。黙っていても、数十万の研究費が支給されていた。それが、急速に減額されてきたのである。それを補うために、ともかく申請を、の圧力が大学当局からかかってきたのである。しかたなく、実際の研究とのマッチングをとらないまま、「定番」「見込み」申請書を作成してしまうのである。投稿中の論文、ということはすでに終了した研究をベースに申請書を作成することが多くなってしまうのである。結果として採択されても、予算と研究の実際との間に齟齬が出てくることになる。
 さらに、これは研究者マインドにもかかわることだが、「だめもと申請」を促すことにもなる。
 過度の競争煽りをやめるしかない。とりたてて高額の研究費がなくとも良質な研究ができる領域はいくらでもある。

教科書を理解できるなら出席不要

2013-05-15 | 教育
教科書を理解できるなら出席不要
(清水明・東大教授、物理学)日経2013年5月13日
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「理解できる」の内容が問題ではあるが、
理数系の基礎科目の授業では、こうしたことがあってもよい。
いたずらに講義室まで足を運んで、教科書にかかれたわかりきった
ことをさらに聞かされるのは時間の無駄ではある。
昔の大学の授業は、だいたいこうした了解のものが多かった。
授業以外の学びの大事さを教員も学生も知っていたし、
そこにあるもう一つの学びの場があちこちにあった。
しかし、それは進学率30%台までの話。
大学進学率が50%を超えだすと、
こんなことをいうと、とんでもないことになる。