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GW,2日目

2018-04-29 | 心の体験的日記
病者にとって、世間のにぎやかさは
その中に入ることができないだけに、不思議と気になる。

それにしても、物音一つしない。気味が悪いくらい静謐。


今日の関心事は、大谷選手。
軽いとは言え、ねんざが心配。
あせらずにやってほしいが、
がんばって、田中投手と対戦してほしいなー。

●記憶情報の書き換え(editing  of memory)

2018-04-29 | 心理学辞典

●記憶情報の書き換え(editing  of memory)

過去の記憶を思い出すときに行なわれる記憶情報は微妙に編集・歪曲されることがしばしばあるが、D.シャクターによると、それには5種類あるとされる。

「調和的編集」は、現在の自分の考えや感情と調和するように思い出すこと。
「変化編集」は、自分が変化した方向にふさわしいように思い出すこと。
「後智恵編集」は、結果がわかってしまった今にふさわしいように過去を思い出すこと。
「利己的編集」は、自分に都合のいいように思い出すこと。
「ステレオタイプ編集」は、世間一般の考えに合わせて思い出すこと。


●感情論理(affective logic)

2018-04-29 | 心理学辞典

●感情論理(affective logic)
知性と感情は、注意系を介して密接に影響しあっている。R・デカルト以来の近代合理主義的な考えでは、知性が感情を支配する人間像が背景にあって、感情が知性(論理)を支配するというような考えは、望ましい人間像からははずれているとされていた。
したがって、感情論理を展開するのは、子供か原始人や、知性を欠いた大人であるとされていた。たとえば、幼児の転導推理。早く寝ないと病気になると言われた子供が、いねむりをしている父親は病気になったと考える。あるいは、相貌的知覚。たとえば、割れたコップをみてかわいそうと言うなど。
しかし、大人でも日常的にはむしろ感情論理のほうが適応的なことが多い。感情が導く論理こそ人間的であり、そこに新たな思考の世界を見つけようとする動きも見られる。