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昼酌

2019-07-26 | 心の体験的日記
家の中でのグータラは、飽きた。
思い切って散歩に出た。
それがよかった。
暑いが、そよ風が実に気持ち良い。
気持ちも上向く。

風呂に入ったら
食欲も出てきた。
コンビニの塩サバ<<味噌サバも一品
と漬物、

さらに、焼酎を炭酸で10倍に割ったもの。
これでも、ほんのちょっぴり酩酊感に浸れる。

実に充実した昼食と昼酌でした。





暑い中、労働と勉学に勤しんでいる方々に、ちょっぴりのうしろめたさを感じながらの記事アップでした。





●信念は、どのように作り出されたのか

2019-07-26 | 認知心理学
●信念は、どのように作り出されたのか

信念は、頭の中にある知識の一つです。ですから、それは、知識一般の作り出されるのとそれほどは違いません。
ただ、2つほど、他の知識の作られ方と違うところがあります。

一つは、正しいという強い確信を伴うことにかかわります。
知識の正しさを証拠立てるものが、信念の元になる情報を仕入れたときのあなたの気持ちに依存していることです。というより、あなたになんらかの強い喜怒哀楽を引きおこしたとき、あなたに押し寄せてきたものもろの情報が信念を形成する知識の種になります。
たとえば、宅配便が誤配されて迷惑を蒙った個人的な経験から、「宅配便は信用できない」との信念を抱いてしまいます。
あるいは、初めて行った海外で親切にしてもらってうれしかったその個人的な経験から。「あの国の人々は親切だ」という信念を抱きます。
さらには、尊敬の気持ちを抱いている人の信念をそのまま取り込んで自分の信念とすることもあります。

もう一つは、ここに挙げた例からもわかるように、限られた個人的な経験から得た知識をただちに一般化して正しいという確信を持ってしまうところです。したがって、周辺にある関連する知識とネットワークをつくらずに、孤立した知識として存在することになります。

普通の知識は、関連する知識とくっついたり離れたりしながら、内容が更新され、その正しさの確信度を絶えず変化させるのですが、信念はひとたび作り出されてしまうと、あたかも「普遍的な知識」であるかのように確信して、人の振る舞いを支配します。
宗教的な信念や政治的な信念をもっている人をイメージしてみてください。納得していただけるはずです。

人間関係に恐怖心があるため転職できない

2019-07-26 | 教育
人間関係に恐怖心があるため転職できない

相談者:行政相談員 / 25歳 / 女性

悩み@@
私は現在社会人3年目で、行政で相談員をしています。精神疾患や離婚、DV等に悩む人からの相談にのる仕事をしています。精神的にハードな仕事で、成果も見えにくく、やりがいには繋がりにくいと感じ、転職を考えています。
ただ、どうしても転職活動に踏み切れません。人間関係での恐怖心が抜けないことが原因です。というのも、昨年、今の職場でふたりの先輩から執拗ないじめを受けていました。上司に私の頑張りのみが評価されたことがきっかけでした。さらに、今年になって、私を評価してくれていた上司からパワハラを受けました。理由はわかりません。閉鎖的な環境なので、「出る杭は打たれる」という言葉が当てはまるのかもしれません。今、職場では、まわりの人と距離を置いています。職場内のコミュニケーションや連携が必要な仕事なので、私の仕事はうまくまわっていません。
転職は、広報、編集、アパレルの分野を考えています。決意はしたはずなのに、なぜか踏み切れないのです。もし無事転職を果たせたとしても、また同じような状況に陥ってしまうかもしれない、という恐怖心も湧き上がってきます。人間関係の恐怖心を乗り越えるために、アドバイスをお願いします!
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● 転職したい、しかし
 精神的にきつくて成果がみえにくい「相談」というお仕事から広報、編集、アパレルの分野への転職をお考えとのこと。それを妨げているのが、今の職場で経験した人間関係に由来する恐怖心とのこと。
 なかなか面倒な相談のタイプです。なぜかというと、「相談」という仕事への見切りのようでもあるし、そう考えさせたのが、人間関係のもつれでもあるようにも推察できるからです。つまり、人間関係のもつれさえ解決できてしまえば、また仕事への意欲も湧いてくるということも考えられるからです。このあたりの事情をもう少しはっきりとお聞きしたいところですが、今回は、人間関係の恐怖心をどう克服するかに絞ってお話してみます。

● 人間関係に恐怖心を抱かせる職場は問題あり
 文面だと、これは、セクハラかパワハラではないかと思います。人間関係において恐怖心をあたえるような職場環境、しかも行政の職場となると、それが仮にあなたの主観的なものであったとしても大問題だと思います。
最近、こうした心理的な面での職場環境の問題を解決する機関が組織内部や外部に設置されるようになってきました。将来の安心のためにも、そういうところにもしアクセスできるようなら、一度、相談してみることをおすすめします。

● 人間関係の恐怖心のバリアーを乗り越える
しかし、こうしたいわば公的な解決策に頼る以外に、自分なりの努力も必
要です。転職もその一つです。あなたの場合、転職は、恐怖からの逃避になりますが、怖いものから逃げるのはごく自然で有効な方策です。
 問題は、その恐怖から逃避したものも、次の転職という積極的な行動ができなくなっていまっているところですね。
 そこでまずおすすめしたいのが、原因分析です。「出る杭は打たれる」との分析をさらに深めて「どのように出たことが周囲から打たれることにつながったのか」をしっかりつかんでください。そして、そんなドジ?――人間関係を良好に保つ上でのドジです。仕事だけを考えるなら、杭は出るのが最善かもしれませんーーを今後踏まないためにはどうすればよいかにまで思いをはせてみてください。
 そして、考え方を変えてください。あなたも正しく指摘しているように、今のあなたの人間関係のこじれの一端は、「今の」職場の閉鎖的な職場環境に由来しています。別の環境に移れば、まったく別の人間関係が作られはずです。なぜなら、あなた自身が同じ轍を踏まないような工夫をするわけですし、周囲の人々はまったくこれまでとは違った人々になるわけですから。