心の風景 認知的体験

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いろんな宅食便が増えたなー

2020-11-01 | 高齢者
散歩に出ると、それらしき配達車をあちこちで見かける。
それだけ、買い物に出られない層や料理面倒な層ーーその多くは、シニア層だと思うがーーー増えたのであろう。
そして、運転、配達している方々が、若い層。
もちつもたれつだなー
やまのさん、これからもよろしく頼みます。



湯あたりではなく、湯疲れ

2020-11-01 | 心の体験的日記
湯疲れ
入浴は思った以上に体力を使います。普段、お湯に浸かる習慣がない人が長湯をしたり、せっかく温泉に来たからと、何度も入浴したりして疲れてしまうことが湯疲れです。
(ネットより)
@@

2週間ぶりに近隣のたちよりの湯へいった。
およそ40分。
とても気持ちよかった。
ところが、帰路、ひどく疲れる。
湯あたりかと思いきや、ネットによると、
湯あたりの定義では、
温泉入浴2,3日してからでるもっと重篤な症状を伴うらしい。

湯疲れというのが正しいらしい。
というわけで、せっかくの温泉も、これからは、少し慎重にしたほうがよいかも。
こうしてだんだん世間が狭くなるのかなー



宗教

2020-11-01 | ポジティブ心理学
宗教に真実を求めるのは無理
教義は、真実よりも信念の世界
でも、それも信者からすれば真実
となると、宗教は、真善美を実現してくれるものとなる
信ずるものは救われる
信ずるものは心元気
信ずるものは善意に満ちている
信ずるものは美を求める 



安全研修

2020-11-01 | 安全、安心、
05/9/18
安全研修———研修は万全ではない

●安全研修のさまざま
組織に入るとすぐに、さまざまな研修を受ける。その一つに、安全研修も含まれる。
安全研修に限らないが、研修には大きく2つのタイプがある。
一つは、座学である。
椅子に座って、先輩や上司から話を聞くタイプである。提供される知識*は、もっぱら宣言的知識に分類されるものである。多くは、テキストに書かれるような内容(意味的知識)になるが、個人的な体験に基づいた知識(エピソード的知識)も一部含まれる。これによって、安全に関する組織の使命や内容の概要を知ることができる。
2つは、実践である。
仕事の現場、安全の現場ですることを身体を動かして学ぶのである。座学が、教え方にもよるが、提供できる知識量がかなり豊富であるのに対して、実践研修でできることはかなり限定される。そのレパートリも習熟レベルも初期段階にとどまることが多い。基本的なことに限定して、あとは、現場で、となる。安全研修に関しては、ここに、技能未熟によるエラー、事故の発生の芽がまかれる。「4月は病院にかかるな」との忠告も耳にしたことがある。

●研修と現場
研修はきれいごと、現場は3k(きつい、きたない、きつい)というように、ともすると両者は分離してしまいがちである。これがひどくなると、研修は組織が与えてくれた公認の休息時間になってしまう。とりわけ、安全研修の場合、安全な状態が長期間にわたり続き、誰もが安心し切ってしまっているような時———そんな期間が圧倒的に長く続くのが普通———には、こういうことになりがちである。
研修と現場とをいかにつなぐか、すなわち「現場密着の研修」をいかに企画実践するかは、研修担当者にとっては非常に悩ましい問題である。
これを解決するためには、現場から研修の課題を吸い上げる努力を怠らないことである。「こんなことで困っている」「こんなことを知りたい」との声が届くようにしておくことである。その上で、
研修の頻度、座学か実践かも含めた研修の形態ややり方を考えることになる。
もう一つは、OJT(on the job training)である。項をあらためて考えてみる。

●仕事をしながら安全を学ぶ
現場は学びの宝庫である。教師としては、仕事に熟達した先輩がいる。教材は目の前の一つ一つの仕事の中にある。しかも、いつもその気になれば、学べる環境がある。
したがって、OJTはうまく実践できれば、研修としては、その効果を期待できる。OJTは、T(訓練)をはっきりと意識しなくとも、自然に教え学ぶ関係ができてしまう職場もある。しかし、安全に関しては、自然のOJTに任せてしまうのはあまり適切とは言えない。それなりの研修体制の中に組み込んでおかないと、知識の空白や偏り、つまり当然知っているはずのことを知らなかったり、というようなことが起こりってしまうからである。
研修担当者は、誰に何を教えてもらうかをきちんと把握した上で、そのことを教師役に伝えておくことが必要である。

●OJTでは何を誰が教えるか
教える内容は、個別領域ごとの具体的なものになる。可能な限り、全体との関連づけ、座学で学んだ一般的、抽象化された知識との関連づけをしながらの指導が望ましい。
OJTのメンター(mentor;教師役  注1***)は、職場の先輩、エキスパートになる。
その多くは仕事に熟達している。時には職人の域に達している。教えるよりは仕事をするほうを好むタイプが多い。したがって、メンター役には不適ということもある。
乱暴な指導で新入社員が逃げ出してしまうようなこともあるらしい。師匠—弟子型の学びは、学びへの動機づけが高く、達成目標が明確な時には有効だが、会社での学びのモデルとしては、昨今の若者のメンタリティからすると、無理がある。
OJTを一つの教育としてきちんと位置づけて、ただそこにたまたまいた仕事のエキスパートをメンター役にするというような安易なやり方ではなく、研修指導の教育を受けたメンターのもとでのOJT教育を考えるべきであろう。
もう一つOJTで大事なのは、教え方である。
長年の経験の中で培ってきた知の多くは暗黙化されている。したがって、口で説明することがなかなかできない。実際にやってみせて学んでもらうしかない。実演と模倣による学びが必須である。
それを保証するためには、時間である。たった一度の学習機会だけでは学習効果はほとんど期待できない。要素動作の反復練習の積み重ねが必要である。その時間のスパンは、職人になると、何万時間に及ぶことさえある。

●現場力を高める
 最近、現場力の低下が叫ばれている。知識や技能の伝承がうまくいっていないためとの指摘があります。その背景には、大きな流れとして、コンピュータ化があると思いますが、やはり現場からの強い声もあるように、人の教育という原点に戻った対策が、とりわけ安全に関しては必要ではないかと思う。(K)


*脚注「知識の分類と教え方」
  宣言的知識 手続的知識

意味的知識 エピソード的知識

座学     実践

注2 楽天(株)では、ダブルメンター制度を取り入れている。
一つは、業務メンター。新入社員が所属する先輩社員がなる。言うまでもなく、業務全般のOJTの先生役である。もう一つは、マインドメンター。困った時の相談相手となる。別部署の先輩がなる。
(日経ビジネス associe,05/11/01号)