心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

ボトムアップ処理 用語解説

2006-12-27 | 認知心理学
用語解説 海保
●憶測判断 100-400字 図表なし
はっきりした根拠のない予測的な判断のこと。したがって、その正誤、妥当性は保証されないが、ヘッジ(「これは憶測だが」とか「間違っているかもしれないが」などの枕言葉)をつけることで陳述されることが認められている。
●データ駆動型処理--->ボトムアップ処理を見よ
●ボトムアップ処理(bottom-up processing) 100-400字
データ駆動型処理とも言う。トップダウン処理(知識駆動型処理)と対になる用語。人や機械の情報処理において、入力データの物理的な特徴の処理に重点を置くもの。、
しかし、いかなる処理においても、保存されている知識を使ったトップダウン処理との相互作用は不可欠であり、問われるのは、いずれがより主導的かである。

人間力

2006-12-26 | 教育
         人間力
 市川伸一らは、内閣府の依頼を受けて2002年に「人間力戦略会議」なるものを立ち上げ、その成果を「学力から人間力へ」(教育出版)として公表している。
その中にあった一つの図を引用させていただく。
人間力を、文化生活、職業生活、市民生活の3つの領域において適応できる力と想定する。そして、教育もそれに対応して、教科教育、職業教育、社会参加の3領域のバランスある育成をするべしとする。
実は、すでに多くの大学での教育は、こういう方向に舵が切られている。その成果がでるのは、10年後であろう。大いに期待したい。(海保)


早起き

2006-12-26 | 心の体験的日記
ここのところ、朝?夜?12時頃に目がさめてしまう
朝風呂に入って、仕事をして
4時か5時頃からまた居間のこたつで寝る

あまりよくはないが、これが自然なのだから
せめて冬休みくらいは無理せずにこれでいくことにしよう

10年カレンダーがほしい

2006-12-26 | 心の体験的日記
5年前に新聞からコピーした10年カレンダーがそろそろスペースが
なくなってきた
新たに入手すべく探してみたが、どこにもない
どなたか入手方法を知っている方がいたら、教えてください

この年になると、過去より、将来のほうがうんと気になる
それも明日、あさってではなく、1年後、3年後のほうが気になる
その手がかりに10年カレンダーがほしいのです

5年手帳はあるが、一瞥できないので不満

モデル論的アプローチ

2006-12-26 | 認知心理学
06/8/12海保  各章 8000文字で
11111222223333344444555556666677
この原稿は、32文字x26行x10pで8320文字 
図表などで最終調整の予定 
放送大学ラジオ「心理学研究法」テキスト 原稿
3章 心を説明するモデルを探る
      ーーモデル論的アプローチ

本章の学習のポイント**********************
1960年代後半から1970年代にかけて、認知心理学の研究の潮流を端的に言うなら、モデル論的アプローチと呼ぶにふさわしい研究が盛んにおこなわれるようになってきたことであろう。その多くは、実験室での実験研究であったが、実験研究のオーソドックスなねらいである因果関係の追及とは明らかに異なったアプローチが採用されていた。それは、得られたデータがどのような心のメカニズムによるものかをモデルによって説明しようとするものであった。
1)心のモデルを作る論理を理解する
2)因果関係を措定する研究との違いを理解する
3)モデル論的アプローチの問題点を理解する
*****************************
文献
Gardner,H, 1985 The mind's new science;A history of the cognitive revolution. Basic Books Inc.New York(佐伯胖・海保博之監訳、1987、「認知革命」産業図書)

Harnad,S. 1990 The symbol grounding problem.Physical D,42,335-346

生田久美子 1987 「わざ」から知る 東京大学出版会

Lampert,M. 1986 Knowing,doing,and teaching multiplication. Cognition and Instruction,3,305-342

Tulving,E 1972 Episodic and semantic memory. In E.Tuving &
W.Donaldson(Eds) Organization of memory. New York; Academic Press

Tuving,E.1985 How many memory systems are there? Science,247,301-306


不安 用語解説

2006-12-26 | Weblog
現代用語の基礎知識 海保執筆分

◆不安(anxiety)〔1991年版一部追加〕
現実のなかに、自分や近親者をおとしめる事態の発生を予兆させるものを見つけたときに生ずる感情的な不安定状態のこと。
不安時の主観的な体験としては、「どうしていいかわからない」「重苦しい雰囲気」「誰かに助けてもらいたい」「これから先のことがおぼつかない」「事態を変えて、緊張から解放されたい」などなどがある。
未来を志向して生きる人間にとって、不安は、よりよい未来へたどりつくための水先案内でもある。したがって、適度の不安は、人間を適切な行動に導く動因(drive)となる。たとえば、将来に備えて勉強する、貯をするといった行為は、将来への不安が、動因となっていることが多い。
問題は、過度の不安が喚起されると、一種のパニック状態が発生して、妥当な判断や行為ができなくなることである。「俺々詐欺」や「健康食品商法」などはそこをねらっている。
なお、別の問題として、過度の不安が長期間にわたり継続するとストレス状態になる。むやみに動き回ったり(行動化)、身体機能の部分的な異常をきたしたり(身体化)、自我崩壊を起こしたりすることになる。ストレス管理による不安の低減が必要になる。

新規開拓

2006-12-26 | 心の体験的日記
家族で昼食を取れるところが守谷では少ない。
4軒くらいをはしごしていたが
昨日は、新しい店が開店したのでいってみた
有機野菜を主にしたビュッフェスタイルのお店
なかなかよかった
あまりたらふく食べられないが、野菜がたっぷり
とれて健康的
これなら、老人でも楽しく食べられる


これがそのお店のメニュー

気分は年末、でもねー

2006-12-25 | 心の体験的日記
デモねー、もう仕事を止めて、という気分でもない。
世の中の人は、まだまだあと3日くらいは働いているのだから。

それでも、やる気が低下しているので、
今日は一日やるべきことをやろうやらなければ、
で結局やらずに過ごしてしまった。
後悔している。それを水に流して、
明日から新規一転、がんばるために、
少し早いが、これから晩酌して早く寝て
明日から頑張ることにしよう。

でもねー、こんなことをずっとこれまで繰りかえしてきたんだよなー
もうそろそろ、新しい心境になれればよいのだが。


インターネットで買い物ができない

2006-12-25 | 心の体験的日記
これまでインターネットで買い物をしたのは、
アマゾンの本くらい。
それでも時折、ほしいものがある。でもなんとなく不安でやめている。
これも買い物習慣の問題なのだろう。

実家の兄貴はかなり盛大にネット買い物をしているらしい。
買ってはみたものの気に入らないものを払い下げくれる。

いずれ足腰が弱くなったら、ネット買い物やネットご用聞きを
利用しなければならなくなるのだから、今から少し慣れておいたほうがよいか。


説明と説得のためのプレゼンテーション

2006-12-25 | 認知心理学

海保博之(編著)(1995) 説明と説得のためのプレゼンテーション 共立出版
ム>すでに16刷りになっているロングセラーである。プレゼンに必要な要素技術としての話術、文章、図解の仕方からはじまって、企画会議、面接、議論など実践の場でのプレゼン力を高めるための方策まで包括的に紹介したプレゼン本の決定版である。

もう一人の自分のパワーをアップしてエラーを減らす

2006-12-24 | ヒューマンエラー
ヒューマンエラー低減のための心理学からの提案
―ーもう一人の自分のパワーをアップしてエラーを減らすーー

 東京成徳大学人文学部 海保博之 

はじめに
 只今ご紹介をいただきました海保でございます。本日はお招きいただき光栄です。
 今日は短い時間ではございますが、心理学の方から見たヒューマンエラー、あるいはそれが事故に繋がらないようにするにはどうしたら良いかと言うようなことにつきましてお話しさせていただきたいと思います。
●本日の講演のねらい
頭の中にはもう一人の自分(ホムンクルス)がいて、それが自分の頭の働きや行動を監視したり、調節したりしているという感覚は、誰しもがそれなりにお持ちのはずです。

今日の話は、このホムンクルスのパワーをアップして、自分のヒューマンエラーを減らそうというものです。
具体的には、2つの方策があります。
一つは、エラーの心理学についての知識を豊富にすることでホムンクルスのパワーをアップするというものです。これが主たる話になります。
もうひとつは、内省・反省をすることです。(reflection)ことによって、ホムンクルスのパワーをアップさせようというものです。話の随所で、自己チェックリストをやってもらうことになります。
●話の枠組
さて、本日の話の枠組です。
我々は、何をするにも、Plan―Do―See、つまり、計画を立てて実行をし、評価をすると言うサイクル(PDSサイクル)に従っています。その多くは暗黙のうちに実行されますが、ごく一部は、はっきりと意識しています。たとえば、「水を飲もう(計画)ー>水を飲む(実行)ー>水を飲んだ(評価)」となります。ただ、注意してほしいのは、意識しているPDSサイクルの下には、たとえば、「水を飲もう」そのためには、「ボトルを手に取ろう」そのためには「手をボトルに近づけよう」―――という具合に、下位目標への分解がおこなわれます。
しかし、慣れれば慣れるほど、こうした下位目標への分解は無意識におこなわれるようになります。いちいち意識してやっていたら、仕事になりませんね。






そのPlan・Do・Seeのサイクルの中でヒューマンエラーを考えてみようと言うのが、本日の話の中心です。
 なお、Plan・Do・Seeのもう一つ上に使命(Mission)と言うものがあります。その使命と言う大きな制約の中でPlan・Do・Seeを繰り返しながら、一つひとつの目標を達成する事になっておりますので、「使命―Plan・Do・Seeサイクル」の四つの段階でヒューマンエラーを考えていきたいと言うのが今日の話の大枠です。
もうひとつ、話の大前提です。
エラーを人間は自分の中に作り込むことによって新しいことに挑戦して行く、エラーをしながら新しい領域をどんどん作り出すことによって進化の歴史の中で生き延びて来た、そんなところがあります。
 安全のお仕事をされている方々にこんな前提を申し上げるのは、ややそぐわないところがあることは十分承知はしておりますが、しかし人間と安全の問題を考える時、人間はロボットではないのだと、機械ではないのだと言うこと、常に新しいことをやることによって、エラーをするけれども自分の生存の可能性を高めている面があると言うことは認識しておく必要があるのではないかと思います。
 すなわち、エラーをさせないと言うことは、人間に機械になれ、ロボットになれと言うことです。あるいは、何もするな何もしなければエラーはしない、ただし、新しいことも出来ないと言うことになるわけで、この辺の前提は是非認識していただきたいと思います。 「角をためて牛を殺す」という諺がありますが、こんな事になっては好ましくありません。

 

請求書騒動

2006-12-24 | 心の体験的日記
原稿料2万円をもらうための請求書をやっと東京で見つけた。
なんと、100円ショップで売っていた。
でもこんな様式でいいのかなー
自分に関する情報を書くところはまったくない
なにせ、請求書なるもの、64年の人生ではじめてみるのだ!!
でもともかく書いて送ってみよう
多分、書類不備だろうなー

だんだん、腹が立ってきた
自分がみすぼらしくなってきた
2万円、あなたにあげるから、ユニセフにでも寄付してと言いたくなる。

いやいや、もったいない。
頑張る!!
なんとしても2万円をゲットするぞー
スーパーですきやきの上等肉を買って家族に食べさせてやろう!!



写真、近隣公園の紅葉 再掲