2-仕事
単に給料をもらうために、壁の向こう側に石を投げ入れ、それをまた投げ返す仕事をしないかと言われたら、ほとんどの人は、侮辱されたと感じるだろう。
ところが、今、多くの人々は、そんな仕事よりましな仕事を与えられていないのだ。
[出典]
ソロー[ヘンリー・デイヴィッド・ソロー]
(19世紀米国の作家・詩人・思想家、1817~1862)
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仕事さえあれば、という厳しい状況は、何度もあった。
これからもあるはず。
こんな時、仕事はありさえすればなんでもよい。
就職氷河期。
大学生にはそれなりのプライドがある。
それなりの適職感もある。
どんな仕事でもよい、というわけにはいかない。
有効求人倍率が1倍を越えていても、氷河期となるゆえんである。
しかし、まずは、仕事をして自分の食い扶持は自分で稼ぐ。
それでしのぎながら、プイドをみたせる適職探しをすることになる。
がんばれ、若者よ。
大志をいだけ。さすれば、どんな艱難辛苦も乗り越えられる。