放浪のページ別冊ブログ

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明るいうちから

2010年03月11日 20時38分31秒 | グルメ東京
出先の赤羽で仕事は終わった。
時刻は17時30分。
今日は帰っても家内が外出しているし、大学生の息子はいつ家にいるのか皆目わからない状態だ。
ならばまだ明るいが、飲んじゃおうかと考える
明るいうちから酒を飲むというのは、なんだか堕落したようにも感じるが、たまにはいいか、と

赤羽には以前に同僚と行った店がある。
駅の近くの、OK横丁と言う飲み屋街にある酒場、八起、という店だ。
ここは居酒屋というよりも、酒場と呼びたい店で、
赤羽には朝からやっているディープな酒場が他にもあるが、
それらはいつも満席でなかなか入れないから、
八起にいくことにした。

18時前にOK横丁に入ってゆくと、八起は呼び込みをしている。
その誘いに乗って1Fのカウンター席に腰を落ち着けた。

ここは古くて大きな酒場だ。
コの字型の大きなカウンター席があるが、席は40ほどある。
その他にテーブル席も4個ほどあるが、ほとんどの席は既に埋まっていた。
そして2階もあるのだ。

まず生ビールをたのんで、ツマミにもやしとひき肉を炒めたチャーメンを注文する。
何故もやし炒めをチャーメンと言うのだろうかといつも思う。
さらにもつ焼きを塩で焼いてもらい、
ニンニクをスープで煮た、ニンニクのホイル焼きをたのんだ。

店内は長年の営業でいぶされて、あめ色にくすんでいて、よい雰囲気である。
客はほとんど男で、それも40以上のオヤジばかり。
そして80%はひとり客である。

居心地が良くて、落ち着く。
オヤジ・酒場ワールドである。
カウンターで隣りの人と肘を触れ合わせつつ、それでいて何も語り合うことなく、
それぞれひとりの世界で飲んで食べてゆく。

ビールを飲み終えるとホッピーにしたいが、ここにはなく、チュウハイにする。
そしてレバ刺しを注文するも品切れで、ガツ刺しを追加して、チュウハイを重ねた。

酒場で飲んで食べて満足して店を出た。

たまに堕落してみるのも、いいもんだ。


コメント (4)
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