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2017北海道トランポ林道ツーリング7

2017年10月26日 18時51分28秒 | 2017北海道ツーリング


じんぎすかん白樺にやってきた。ここに来たのは2011年以来だ。白樺は旭川の大黒屋についで、日本で2番目にジンギスカンが美味しい店だと思っているから、ここに来るのを楽しみにしていた。



注文したのはジンギスカン480円、ラム530円、大盛りライス170円、味噌汁130円である。肉の量が150グラムなのを確認して二種類の肉を注文した。合計300グラムである。価格は以前よりも値上がりしていた。



ラムは少し羊の香りがするがやわらかい。一方のジンギスカンは硬いところもあるが私はこちらが好みだ。うまい羊肉ときび入りのご飯で満腹となり大満足した。☆5点満点平均3点で4点。



食後はこれからどこにゆくのか考えた。さきほど走った小花林道の近くには久保長節林道16キロとワッカリベツ林道10キロがある。ここにゆくのか、それとも昨日時間切れで敗退した芽登糠南林道にリベンジしにゆくのか。答えはすぐに出た。芽登温泉につかって林道リベンジだ。北にむけて走りだした。



ところで昨年は台風の災害で、国道236号線から道道55号線で白樺にアクセスする手前の橋が流されてしまっていたのだが、今年は見事に復旧していた。



やはり山奥の林道よりも生活道路の整備が最優先である。



帯広、上士幌を経由して国道273号線から道道468号線にはいり、西側から芽登糠南林道にアクセスしようとした。林道ツーリングガイドブックには、道道から目印の鹿避けゲートが見えるかのように表記されているが、これは誤解を生む書き方だ。ごく普通の林道入口があり、そこを入ってゆくと鹿避けゲートがあるのだが、道道沿いからは見えないから、入口がわからず、やむなく昨日と同じように東側の道道88号線からゆくことにした。林道ガイドブックは他にもこのようなわかりづらい個所がある。上の画像は道道88号線の芽登温泉の入口だ。



林道の入り口をさがして時間をロスし、しかも芽登温泉側から林道に入ったので温泉につかれなくなってしまった。芽登温泉を通過して、昨日ここが正しいルートだろうと考えた分岐にもどってきた。時刻は16時をすぎていた。



左にたつ巨岩の滝の案内が目印である。表記の甘いところがある林道ツーリングガイドブックでルートを慎重に確認する。ここで間違いないようだ。



この分岐に入ってゆくとものすごい急坂の深ジャリである。これはヤバイ、すすみたくない、ここを行くのはやめたい、と感じるルートだが、こんなところではバイクを止められず、路面が落ち着くところまで走るしかない。とまっても坂が急で道が狭く、足下は深いジャリだから、バイクを押すこともできず、Uターンはできない。立ち往生するのは必至だ。ここが今回のツーリングでいちばんきびしいところだった。



止まることができず、ひびりながらもはげしい坂をのぼってゆくと左に枝林道があった。坊主山林道と看板が見える。やがて斜度が落ちてきた。



バイクをとめて気持ちをしずめる。これでルートがまちがっていたら洒落にならない。あの深ジャリの坂を下るのもご免だ。しかし坊主山林道があったのでルートが正しいと確認することができた。坂がおだやかになるとジャリも消えた。急坂では悪天候時に車が走れなくなるからジャリをたくさんいれてあるのだろう。



峠をこえて山を下ってゆく。急坂だがジャリはない。やがて丁字路にでた。



芽登糠南林道3キロ、の看板がたっている。



やってきた方向をみる。



この丁字路を左に折れて山を下っていった。



林道の出口は近いと思ったのだがここからが長く感じられた。丁字路から鹿ゲートまで川沿いをゆく走りやすい林道だが5キロ以上あった。



ゲートをでた。



ここが道道468号線側の林道入口だ。鹿ゲートは見えない。国道273号線から道道に折れて、4キロポストの手前だった。こう書かないとわからないよ。



ヌプカにもどってゆく。途中の上士幌で航空公園キャンプ場に立ち寄った。何度もとまった思い出の野営場だ。キャンプ場は空いている。テントは5張りほどしかなかった。



夕暮れのせまる道道をヌプカにむかう。3日間の日程を終えたのでこれから移動だ。明日から屈斜路湖付近に滞在するから、今夜のうちになるべく近づいておきたいと考えていた。



ヌプカには誰もいなかった。



バイクを車に積む準備をする。



スクリーンとバックミラーをとりはずす。



バイクをのせてラダーをフロアに寝かせた。走行時にラダーはここにおくが車中泊をするときにはバイクの右に移動し、空いたスペースに私が横になるのである。18時前に出発した。



ふたたび上士幌にもどり上士幌温泉ふれあいプラザにゆく。



ここは料金が380円と格安だ。露天風呂はないが泉質がよいので気に入っている。風呂上りにはロビーでメモの整理をした。

ルートと現在の19時半の時間を考慮して車中泊地を足寄の道の駅にした。道の駅あしょろ銀河ホール21は町の真ん中にあるから、居酒屋で一杯やれるかもしれないと考えたのだ。

暗い山道をはしり20時40分に足寄についた。道の駅に車中泊の車はすくない。トイレや施設の近くには車を停められないようにしてあり、車中泊を排除しているように感じられる。町の真ん中の道の駅だからこういう運営もやむをえないのだろう。でも車中泊の車があつまればそれなりにお金を落とすと思うのだが。

道の駅のまわりに飲み屋はない。車をおいて町をめぐってみると居酒屋は4軒ほどあった。しかし中からは地元の人たちが盛り上がっている声が聞こえてきて、そこによそ者の私がはいってゆくのはためらわれた。店内に入ってしまえばそれなりに楽しめると思う。でもアウェー感がハンパないし、21時をすぎたので、いつものように車で飲むことにした。



セイコマでサッポロクラシックと豚バラ串、サンドイッチを買ってきた。



バイクの横で一杯やるのは楽しい。



焼酎にきりかえて飲んでいると23時をすぎたので寝ることにした。

                              バイクの走行距離 357、5キロ 車の走行距離 59、1キロ ダート 50キロ



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