
9時15分に旭山動物園についた。正面入口に近い無料駐車場に車をとめられたから空いている。これも地震のためのようだ。ここまでGSはどこも通常営業をしていた。ガソリンの補給に問題はないようだが、念のために旭川で給油をしておいた。燃費は10、8K/L。単価は147円。GSだけでなく、スーパーもコンビニもホームセンターも、在庫はないかもしれないが店は開いていた。
旭山動物園の入場料は820円で、1年間有効のパスポートは1020円である。今日だけでなく明日も動物園に来る予定なので、1日券ではなくパスポートを購入することにした。

開園は9時30分だ。人のまばらな動物園に入場する。気温は16℃と肌寒い。旭山動物園に来たのははじめてだ。毎年のように北海道に林道ツーリングに来ているが、ここをたずねる機会はなかった。大人気の動物園に家内の希望でやってきたわけだが、せっかくなので今日と明日の2日間の時間をとっておいた。大人の余裕のある旅である。車中泊だが。

動物たちの食事の時間、もぐもぐタイムが表示されている。もぐもぐタイムがここの呼び物なのだ。

動物園をあるく。ペンギン・プールの中には通路があり、そこから泳ぐペンギンを見ることができる。

ペンギンのもぐもぐタイム。

アザラシは柱状の水路を上下する。

私たちももぐもぐタイム。セブンイレブンのおにぎりと動物園のクリームチーズパン200円。

動物園の食堂も通常営業していたからおにぎりを買うこともなかった。

その後はキリンや、

カバなどを見た。

カバは大きなプールの中を駆けまるように泳いでいた。

そしていちばんの目的はオオカミだ。

オオカミが16時45分の閉園案内の放送に触発されて遠吠えをするである。それを聞きにきたのだが、期待通りにオオカミたちは吠えてくれた。オオカミは音楽には反応せず、人の声の放送に刺激されるのだ。オオカミはカッコよかったが私はカバがいちばんだった。家内はトラだそうだ。

旭山動物園は広くて歩き疲れてしまった。7キロほどはなれた大雪の湯にゆく。ひとり440円と割安な浴場だ。温泉ではなく、シャンプーや石けんもないが必要にして十分である。

今日の宿泊地は道の駅あさひかわで、ここも空いていた。車をとめて自転車をだし、私は歩き、家内は自転車に乗って夕食をとりにゆく。道の駅は繁華街のある駅の北側ではなく、南側にある。目的の店まで片道2キロほどあるので、そんなに歩くのは嫌だと言う家内のために折りたたみ自転車をもってきたのだ。

やってきたのは私がジンギスカンでは日本一美味しいと思っている、ジンギスカン大黒屋である。以前の本店はなくなったので五丁目店にいった。カウンターの席があいていてずぐに座れたが、カウンター席の半分が空いている。こんなのは見たことがないが、やはり地震の影響なのだ。ビールとウーロン茶でスタートした。

オニオントマトサラダ。トマト・スライスの上にきざんで味付けしたタマネギ。タマネギが美味しい。

地震と停電の影響で肉は生ラムとショルダー・ステーキしかないとのこと。そこで生ラム3人前とショルダー・ステーキ1人前をおねがいした。

大黒屋のジンギスカンは美味しい。さっと焼いただけでたべられる鮮度のよさで、それをタレにつけていただくのだ。家内もこれが羊とは思えないと言っている。ショルダー・ステーキは以前は肉のかたまりが出たが、今回はカットされていて食べやすくなっていた。ビールを追加して料金は4730円。☆5点満点平均3点で4、5点。

食後は旭川の街を散歩してみた。

駅前などを見て道の駅にもどる。気温は15℃だ。明日の朝は冷え込みそうなので寝床をととのえて眠った。走行距離180、5キロ。