
道の駅あさひかわの朝。6時に足がつって目がさめた。以前バイクを車から下ろすのに失敗して痛めたところだ。これがなかなか直らずに苦しんだ。昨日旭山動物園でたくさん歩いたからだろう。

コーヒーをいれて飲む。気温は低い。10℃くらいだろうか。車内でメモをつけたりガイドブックを見たりするが、隙間風が気になって晩秋のような感じだ(商用車のハイエースは気密性がわるい)。エンジンをかけてオート・エアコンを入れると、昨日まで冷房だったが今朝は暖房になっていた。

道の駅を出発してすき家に入ると、牛丼は売り切れと表示されている。牛丼と豚丼は品切れだったが、吉野家は店を開けていないから、すき家は営業しているだけで大したものだと思った。因みに私は両社の株主だから平等の視線で見ての感想である。

納豆玉子朝食320円と鮭玉子朝食390円に納豆90円をプラス。

旭川の郊外にある上野ファームにむかうと、前方に魅力的な山塊が見えてきた。大雪山だろうか。

あまりにきれいなので農道にはいって写真をとった。すると近くの大きくて立派な家の奥さんがでてきて、何してるのかなと思ったけど、写真よね、きれいだものね、と話しかけてきた。あんまりきれいなのでとってます、と答えると、私もよく写真をとるのよ、と言う。今みたいに雲がかかると面白いけど、その色がなかなかでないのよ、白く飛んじゃって。もんぺ姿の人だった。

10時前に上野ファームについた。開園準備中なのでまだ客はきていない。10時を待って入園した。入園料はひとり800円。ここも家内の希望でやってきた。

入口にあるガーデン・ショップ。

納屋を改造したカフェ。

ガーデンに入ると花であふれている。

庭造りを始めた場所だというマザー・ガーデン。通路に近いところは低い花で、だんだん背の高い花が植えられている。

上野ファームはその名のとおり、元々農場なのだそうだ。

るるぶには園芸家の一家が手がけたとあるが、農家が庭造りをしたのだ。

手をかけすぎないイングリッシュ風の庭園だそうだ。

マザー・ガーデンをぬけると丘のような射的山がある。そこにのぼってみた。

射的山には野原が広がっていた。

射的山から東入口方向に下ってゆくとハスの花が咲く池がある。

ここはノーム(妖精)の庭でノームの家もあった。

ノームの庭をでて白樺の小路をあるく。

円形のガーデンをを四つにわけている、サークル・ボーダーにでた。客は夫婦か女性しかいない。しかし男性でも楽しめるとおもう。ガーデンがこんなにすばらしいとは考えていなかった。自分では来ることはなかったから、家内のリクエストにこたえてよかった。

ガーデンやショップでゆっくりしたので昼をだいぶすぎた。カフェで食事をとることにする。私はガーデン風タコスミートライス1050円。この一皿はとてもフォトジェニック。肉はピリ辛のひき肉のような感じでおいしかった。

家内は季節野菜のファーマーズカレー1150円。サラダつきで農場らしいカレーだ。キーマカレーのようとのことだから、ミートはタコスと共用かもしれない。タコスもカレーももここでたべるのにふさわしいメニューだと思う。

家内のデザート。十勝あずきの牛乳ソフト450円。

私はコーヒー260円。香りのよい一杯だ。

納屋を改造したカフェ、ナヤカフェにはショップもある。

洒落た店内のようす。☆5点満点平均3点で3、3点。上野ファーム、また来たいところだ。