
2023年シーズン、13日目のスキーに群馬県の川場スキー場にいってきた。

前日の3月18日に道の駅白沢で前泊した。この日は土曜日だが、天候悪化が予想されたので、翌日の日曜日にすべることにしたのである。土曜日のスキー場は湿った雪がふってきびしかったときいた。夜は寿司と焼き鳥で一杯である。2023年シーズン12日目の車中泊。

3月19日。日曜日の朝。道路状況でいつもの岩鞍にゆくのか、川場にするのかきめることにしていた。

両スキー場のHPをみるとともに路上に雪はない。そこで今回は川場にゆくことにした。日本スキー場開発という会社の株を買ったのだが、ここには株主優待があり、群馬では川場とオグナほたかで利用できる割引券がもらえるのだ。それで川場のコースをすべってみたかったのである。

川場スキー場にむかうときびしい急坂がつづく。私のハイエースは雪道によわいから、ハイ・シーズンではゆくのを躊躇してしまうほどだ。川場スキー場に直結する立体駐車場につくと1・2階のフロアに案内される。8時前についたのに、7階から3階までうまっているから、そんなに混んでいるのかとおどろいてしまった。

エレベーターで7階にのぼり、ショップのなかをとおってリフト券売り場にゆく。川場は10年くらい前に一度きたことがある。そのときは吹雪で視界がわるく、どんなコースなのかよくわからなかった。

8時12分にリフト券売り場につくと大行列していた。

行列の左端は登山者の列で、まちがってここにならんだら時間のロスのなるのに、なんの案内もされていなかった。私はたまたま左から2列目にならんだが、前の人は登山者で、途中で気づいてならびなおしていた。リフト券を購入するのに13分もかかった。

天候は快晴で無風。気温は-2℃と冷え込んでいる。リフト券売り場は大混雑していたが、ゲレンデはすいていた。まず桜川エクスプレスにのって桜川コースをくだるが、ここは初級でおもしろくない。

そこで桜川エクスプレスとクリスタル・エクスプレスをのりついで、クリスタル・コースにいってみた。クリスタル・エクスプレスの終点は登山口で、冬装備でかためた山登りの人たちが山の稜線にとりついていた。上の画像の奥の人たちである。

雪は朝の冷え込みでガチガチにこおっている。これはザクザクよりもはるかにマシだから、この時期としてはベストだろう。

クリスタル・コースも初級で退屈だった。

コブ斜面の無名峰は午後からゆくことにして、高手スカイラインにむかう。

高手スカイラインは人がすくなく、ガチガチのシマシマがのこっていた。

高手スカイラインの山頂から風景をみてみると絶景だ。目の前に沼田の街がひろがり、赤城山がそびえている。富士山のような浅間山もみえていた。

ホームグラウンドの岩鞍とはちがう角度で日光白根山と皇海山(すかいさん)もみえている。武尊山はみえないが、上越の連山はのぞむことができた。

高手スカイラインはすべりごたえがあった。斜度に変化があり、コースの幅もせまくなったり、広くなったりしておもしろい。雪はガリガリのコロコロだが気にいった。

高手スカイラインの裏側の、高手ダウンヒルをくだってレストランにいってみた。

利用しないのだがレストランのメニューをチェックする。

スキー置き場はボードのサイズでつくられていて、スキーではつかいづらかった。

高手スカイラインをすべりこむ。

雪は10時くらいからゆるんできた。

昼は車にもどってセブンイレブンの冷しねぎまぜ麺とおにぎりだ。ゲレンデと駐車場がちかいのはいい。ただ立体駐車場は暗いからメモをとるのに不便だった。

駐車場のトイレにゆくとシャワーが併設されていた。これはいいね。

午後はコブ斜面の無名峰ダウンヒルからスタートする。

無名峰ダウンヒルでは検定をやっていた。コブの難度からみるとプライズだろうか。

雪はやわらかいがザクザクではない。

コブは深くて大きいものからはじまり、最後はモーグル・バーンのようになっている。コブはやわらかいからすべりやすかった。ガチガチだったら相当むずかしかっただろう。

白鳥スカイラインや白鳥ダウンヒルにいってみる。

川場はボーダーのほうが多い。スキーヤーはレジャースキーヤー(私もレジャースキーだが)ばかりで上手い人はすくない。ホームグラウンドの岩鞍はレーサーや基礎スキーの上級者やエキスパートがひたむきにすべりこんでいるから、かなりの温度差をかんじる。スキーを2本持っている人はいなくて、ブーツ・プロテクターをつかっているスキーヤーもいなかった。

アナウンスがながれているがきこえない。岩鞍は若い女性と熟年女性が艶のある声で案内をしているが、ここは男だ。バリトンのアナウンスは無粋だなとかんじてしまった。

すべりごたえのあるコースは高手スカイラインと無名峰で、練習にいいのは白鳥だとおもう。岩鞍にくらべるとコースがすくないし、スピードもだせない。そもそもかっ飛ばしているスキーヤーやボーダーがいない。

無名峰ダウンヒルと、高手スカイラインをすべりこんであがった。

リフトは16時15分までだが、バリトンがレンタル・ショップは16時半までだから、それまでにレンタル品を返却しろと言っている。最終のリフトにのったら16時半にもどれるわけがない。これって自分の都合で運営してるね。もっとお客のことをかんがえないと。
スキー・スノボ・アプリのスノーウェイはまた途中でおちていた。のこった記録をみるとリフト乗車31回、滑走18本、滑走距離32、3キロ、最高速60、7キロ、と記録されている。