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田舎暮らしに殺されない法

2010年05月21日 20時59分54秒 | 読書
丸山健二のエッセイを読んだ。

タイトルは、田舎暮らしに殺されない法。
私は田舎暮らしはしたいと思っていない。
この作家の小説が好きなので、内容は想像できたが、読んでみたのである。

自然が豊かで、そこに住んでいる住民も人情味豊かで、素朴なイメージがある田舎。
でも、そんな楽園のような田舎などない、というのが作者の言葉だ。

作者は長年長野県に住んでいる。

田舎の人間は視野が狭く、嫉妬深く意地悪で、排他的でもあって、
都会からの移住者など絶対に仲間に入れないと言うのである。

他にも田舎の住民のことや、移住希望者を罵倒するような記述が続くが、
正しいところもあるのだろう。

小説は素晴らしいのだが、エッセイはいつもとても癖のある作者。
私はファンなのだが、人間性を疑ってしまったりもする。

田舎に住みたいなどど夢を見ているのは、現実がわかっていない、
自立していない子供大人なのではないか、などと書いてある。
詳しくはHPの読書日記をどうぞ。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いけぴ)
2010-05-22 10:47:08
田舎を憎んでるのか、
愛情の裏返しなのか、
田舎暮らしをしよう、なんて人が増えて騒がしくならないための予防線なのか、

本作も他の著作も読んでないので分かりませんが・・・(^^ゞ
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Unknown (massan)
2010-05-22 16:08:21
この本はよんでいませんが・・私は、幼少の頃父の実家のある新潟に預けれてていた事もあるので、作者が云わんとしている事はなんとなくわかります。

しかし、その反面の良い所も多分にあります。

きっと・・東京に住めば違う視線で東京の人を罵倒し卑下する様な気がします。

要は、その人の捉え方次第・・受け止め方次第だと思います。
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引退したら・・・ (赤影)
2010-05-23 09:08:07
年取って働かなくてもよくなったら田舎で暮らしたいと思っていました。
でも実際は厳しいんでしょうね~
やっぱり山に近いけど駅や空港や高速のアクセスが良いところにあるマンションっていうのが現実的なんでしょうね。
大阪のマンションは売らないで残しておこうかと再考中です。
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Unknown (ローホー)
2010-05-23 21:50:52
いけぴさん、こんばんは。

この人は田舎が好きだけど人間関係がわずらわしく、
人付き合いが苦手で、
都会は絶対に嫌いな人だと思います。

田舎の真実があちこちに散りばめられていますが、
感情がコントロールできずに見苦しい仕上がりとなっているようです。
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Unknown (ローホー)
2010-05-23 21:57:05
massan、こんばんは。

作者は東京は、都会はですが大嫌いで、
都会には順応できない人でしょう。

人間性が人嫌いなのだと思います。
もしくは独善性が強すぎるのか。

ところで親戚が新潟にあり、新潟は私も大好きです。
酒と米と魚が美味いですね。
スキーも釣りもできますね。
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Unknown (ローホー)
2010-05-23 22:01:14
赤影さん、こんばんは。

昨日・今日とEОCで皆さんと飲んできました。

ところで作者は田舎暮らしを始めての土地でするなら、
別荘地がよいだろうと書いています。
地元の人たちの中に住むのは無理があると。
大阪のマンションならそんな心配はいらないですね
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