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先日の台風でバイクがひっくり返ってしまった。こんなことは初めてだ。その後バイクに乗ってみるとハンドリングがおかしい。左右とも曲ろうとすると切れ込むのだ。倒れたショックでフロント・フォークがよじれたのだろうかと考えていたのだが、リヤ・タイヤの空気圧が甘いのに気が付いた。とりあえず空気を入れておいたのだが、3日くらいするとタイヤがへこんでくる。これだけゆっくりエアがぬけるのはチューブのバルブが悪いのではないかと考えて、ショップでチューブを交換してもらうことにした。
チューブの交換作業は1時間もかからずに終わった。丁寧に手がけてくれたメカニックに状況を聞くと、釘がささっていたとのこと。パンクだ。じんわりとエアがぬけるからバルブだとばかり思っていたが、パンクとは驚いた。修理の当日も甘くなったタイヤに空気を入れて走っていったのだ。しかもパンクする前は、群馬県の栗原川林道を走りに行ったのだから、ツーリング中に走行不能にならなかったのは不幸中の幸いか。しかしリヤ・タイヤがこんなにハンドリングに影響するとは思わなかった。
考えてみれば、バイクでパンクをしたのははじめてである。そして台風でバイクがたおれたのも、タイヤが甘くなって、サイド・スタンドでたっているバイクの傾きが浅くなった為だろうと思われた(平らなところではなく斜めになっているところに停めている)。
いずれにしてもDRは調子をとりもどした。修理にかかった費用は、チューブ2808円、工賃4320円、合計7128円である。
たおれたバイクの引き起こしは家内にも手伝ってもらった。そして仕事から帰ってくるとバイクが縛りつけてあった。また突風で倒れるとたいへんだと思ってやってくれたとのこと。使っているのは着物の腰紐である。これを見ておかしくなって笑ってしまった。
災難でしたね。
本文最後の二行を読む前にDRの写真の姿に目が釘付け!
何やらよじれたとのことで矯正をしているのかと思いました。
昔、自動車の板金屋がワイヤーで矯正をしているのを、見たものですから。
しかし、ラッシング?ではないなぁ???
最後まで読み爆笑してしまいました。
奥様必死の作業状況が目に浮かびます(失礼)
コメント有難うございます。本人は必死だったそうです。ひとりではバイクを起こせませんから。ただ強度のことは考えていません。私もそこには触れませんでした。