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2019北海道トランポ林道ツーリング9

2019年10月19日 09時36分02秒 | 2019北海道ツーリング


6日目の午後。開陽台をでてからまつの湯にむかう。



道道150号線と道道505号線で養老牛温泉にゆく。その奥にからまつの湯と虹別林道があるのだ。



からまつの湯につくと車が3台とまっていた。リタイヤした長期旅行者のものだ。ここに居ついている雰囲気がある。



露天風呂にゆくと食事に使用した鍋や皿に湯がはられて放置されている。洗う前に汚れを浮かせているのだろうか。公共の場にこんなものを置くのはマナー以前の問題だ。せっかくのよい気分がぶちこわしである。



気持ちは落下したが湯につかり、空をみあげた。木にかこまれているのはコンクリートの源泉槽だ。



今日の湯はぬるかった。からまつの湯は熱い湯を上にある源泉槽にためて、そこから流すことで湯温を調整していると、北海道の方のブログで読んだことがある。それで車の3人組がバルブをあけて湯を調整しているのだろうかと考えたりした。



からまつの湯の上の湯。一段上にあるから湯の温度がこちらのほうが高いのだろうかと思ったが、手をいれてたしかめることはしなかった。



年配の男たちは木にロープをむすんで洗濯物を干し、煮炊きの道具をひろげている。車は道内ナンバー1台と、本州の別々のナンバー・フレートの2台だった。



虹別林道の入口にやってきた。ここから西別岳の登山口をこえてゆく20キロ強のダートのはじまりだ。



林道は林の中をゆく。



上り下りがかなりあり、深ジャリ、玉石が入っている。



深いジャリの急な上りがあり、セカンドではしっていると、失速してエンストしてしまった。足場のわるいところでキックをするが、エンジンがかぶってしまってかからない。5回キックしてようやく再始動した。エンジンはかかったが、深ジャリの急坂で再スタートができるだろうかと危ぶんでしまう。しかしリヤ・タイヤは空転することなく走り出すことができた。虹別林道は逆方向からしか走ったことがなかったから、こんな急坂があるとは思わなかった。



温泉富士?がみえるポイントがある。



高度をあげると頭上がひらけて直線路がおおくなる。こうなるとスピード・アップしてギヤはトップにはいった。



11キロはしり道道150号線にでた。林道は道道をまたいで西にのびている。



西別岳登山口方向にすすむと山がみえた。摩周岳だろうか。



虹別林道の西側はジャリや土がいれてあるところがあり、浮きジャリとフカフカの路面は走りづらい。アップ・ダウンは少なかった。



道道から5キロで西別岳登山口についた。



ここは登山者の駐車のためにひろいスペースがある。



登山口の先はジャリダートで走りやすい。



やがて丁字路があらわれた。それを左にまがるとまた丁字がある。それが上の画像で、左から走ってきて振り返ってみていると思う。



すぐに舗装路にでた。この道はあたらしいもので、以前はもっと奥までダートがあったから、林道をすすんでみた。



するとすぐに荒れてきたので引き返す。



ポンベツ林道の看板があった。



道道885号線にでると、すぐに孵化場の看板があった。以前は孵化場から林道にアクセスしたが、1本東側の道路から接続するようになっている。虹別林道はTMには25キロとなっているが、林道ツーリングガイドブックでは21、9キロとなっていて、道つきが変わっているから後者のほうが正解だと思う。



弟子屈で給油をして屈斜路湖畔林道にやってきた。24、4K/L。140円。時刻は15時48分で、林道にはいるには遅い時間だが、お気に入りのダートを走らずには帰れない。



右に湖を見ながら林のなかをゆく。



ジャリが入れてあり浮きジャリの走りにくい路面がある。



デコボコや水たまりもあるが強引にのりこえた。



鹿が一頭にげてゆき、タヌキは路肩で硬直しているから、横を通過しようとしたらあわてて走りだして、バイクの前に飛び出してきた。急ブレーキをかけたが、スピードを落としていたし、タヌキもすぐに方向転換したので事なきをえた。



やがて湖のビュー・ポイントにでた。



この景色をみることが屈斜路湖畔林道をはしる醍醐味だ。



ただ見入ってしまう。



この一瞬をこころに焼きつけておこうと思った。



21キロの林道を走りきり、16時33分に道道102号線の出口についた。



連日の林道走行でバイクも泥にまみれている。それが頼もしい。



夕暮れの道をゆく。冷えてきたので長袖シャツをきた。気温は15℃で、林道に入る前の和琴あたりから外気温はさがってきていた。



釧路のフクハラで牛肉と刺身を買ってきた。道の駅にもどったのは19時過ぎである。



半額だったサンマとカレイの造り。サンマはトロトロ。カレイは淡白だが脂がのっていた。



牛肩ロースは筋があった。



5分噛んでものみこめないほどだ。



以前だったら夜のうちにバイクをつんで移動したはずだ。でももうそんな気持ちにはならない。今夜はゆっくり寝て、明日になってから動こうとおもう。

                           車の走行距離0 バイクの走行距離404、5キロ ダート52、9キロ

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