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国道153号線にでて南下し、県道201号線で蛇石キャンプ場にむかうと庚申塔や道祖神、馬頭観音などがまつられていた。この付近は気分よく走れるのどかな道だ。田園風景の中を山の上のキャンプ場にむかうが、ここには住めないなとおもう。都会にかかわりのある者なら、奥多摩や丹沢、秩父や房総半島、群馬、栃木、茨城では暮らせても、ここは無理だろう。東京から遠すぎて、文化もあまりにもちがいすぎると感じられるから。
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交通量のない県道をすすんで蛇石キャンプ場につくと、驚くほどたくさんの車とキャンパーがいた。
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駐車場は満車で、野営場はテントを張る余地がないほど混んでいる。皆地元の人たちなのかと思ったら、首都圏ナンバーの車が何台もいた。
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川に蛇石を見にゆく。川底に電信柱のような長くて白い石がある。
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堅くて白い岩が、水の浸食に負けずにのこったから、蛇のような景観になったそうだ。たしかに一見の価値はあるものだった。
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これから伊那にいって昼食をとり、権兵衛トンネルをぬけて奈良井宿にもどろうかと考えた。しかし今夜の宿泊地が伊那付近の予定なのと、贄川にあったテレビ・ドラマの『絶メシRoad』に登場した食堂SSが気になる。迷ったが来た道をもどりSSにゆくことにした。
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狭い舗装林道の県道254号線ではバイク5台と会った。そのうちの1台、忍者と食堂SSに到着する。たまたま目的地がいっしょだったのだ。休日で昼時でもあり店内は混雑している。左隣の席についた忍者氏はドラマで主人公が食べていた普通定食をたのんでいるが、これは選んではいけないメニューだと感じる。普通定食はサバ煮定食なのだ。味噌汁つきが普通定食。味噌汁ではなく、豚汁つきは豚汁定食。納豆汁つきは納豆汁定食。なめこ汁つきはなめこ汁定食と名前がついている。ふつうの味噌汁つきが普通定食というわけだ。
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私は右隣の客がカレーライスと生姜焼きの単品をたのんだ後に、12時24分に生姜焼き定食880円を注文した。
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隣りの生姜焼き単品といっしょにくるのかと思ったが、こない。忍者氏の普通定食はたべなくともどんな味なのかわかる料理だった。そして後から来た客の品が提供されているのに、私の定食が来ないので、13時にオーダーが入っているのか確認した。すると2分後に生姜焼きはやってきたが、肉は熱々ではない。出来立てではないのである。思うに仕上がった料理が放置されていたのか、もしくは生姜焼きは作り置きをしていて、請求されてあわてて盛り付けたのではなかろうか。この店は空いているときに利用するべきだ。厨房とホールのオペレーションに難がある。
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絶メシRoadのお店は二戦して二敗である(もう一ヶ所はこちらでどうぞ)。孤独のグルメは負けがないから、絶メシの店舗にはもういかないことにした。
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バイクにガスをいれたいがGSがない。給油できずに車にもどってきてしまった。セローをハイエースに積み込んでエアコンを入れ、新型コロナウィルスのワクチン接種の予約をしようとすると、どこもいっぱいでダメだった。自衛隊もである。
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この後は温泉にはいって伊那に移動するだけなので時間はあまっている。奈良井宿を散策することにした。
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若いころは観光地は俗っぽく感じられて嫌いだった。年をとってそれが気にならなくなり、こんなところを歩くのもよいものだと思うが、これも老化だろうか。それとも老成か。
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奈良井宿のいちばん奥にある神社までいって引き返す。日差しが強くて暑い。日なたにはいられないほどである。
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上の画像は奈良井駅から50メートルほどのところだ。朝通行止めの看板を見た近くで、ここが鳥居峠の入口だろうか。これなら通行してもよかったのではなかろうかと感じられた。
車で木曽福島に南下する。空の色が悪くなった。明日は朝からバイクで走りたいからガスをいれたい。途中にあったGSでセローをおろして給油をすると、土砂降りとなった。あわててバイクを車に積み込む。木曽はGSがなくてガスがバカ高い。輸送費はかかるのだろうが、消費者はこの地域で給油せず、GSは淘汰されるという、マイナスのスパイラルになっているのではなかろうか。燃費は47、4K/L。
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33℃だった気温は豪雨で20℃まで下がった。トランポでよかったと思いつつ、数年前に利用してとても気に入った炭酸線の二本木の湯にゆくが、なんと木曜定休だ。休日なら定休日でも営業するでしょう。ふつう。欲がないなぁ。
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しかたなく近くにあったせせらぎの四季で入浴した。料金は700円。ごく近いから炭酸泉なのかと思ったら、さらりとしたお湯だった。激しい雨の中で露天風呂につかる。夏はぬる湯とのことで38℃の露天だった。
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権兵衛峠をこえて伊那IC近くの道の駅・大芝高原にやってきた。今夜はここで車中泊である。夜は刺身の盛り合わせと、
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スーパーでみつけた牛肉とごぼうの和風炒めで一杯である。
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牛肉とごぼうの和風炒めは、きんぴらごぼうのような味つけで美味しかった。今回はキャンプ用の鉄板は使用しなかった。焼肉用のグリルは肉が美味しく焼けるが、後始末がたいへんだ。その点テフロン加工されたフライパンはすぐに汚れがおちるから、とても便利である。
大芝高原はふだんは涼しいのだろうが、この日は暑かった。ハイエースの床も熱をおびていて中々冷めない。左右のスライド・ドアの窓を網戸にしたが、しばらく蒸し暑さに耐えることになった。
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