女の敵は女

超久しぶりに高校時代の女友達4人で集まってお茶。

面子の中の1人「H嬢」はネットや携帯メールでやりとりもしてるので、彼女に会うのは
2年ぶりくらいなんだけど、正直「すっごくご無沙汰」という感はないものの
他の2人は本当に久しぶり・・・かれこれ10年以上は会ってなかったと思う。

学生時代に仲良しだった女友達が10年以上のブランクを経て集まる。
実はコレはとても危険な行為。

お茶した後、久しぶりだった2人と別れてH嬢とランチを食いに行く。
さっきまでお茶してた喫茶店から程近いパスタ屋さん。
席に着いてメニューを選んで注文して、一息入れた後の第一声



「すげーメイクだったなぁ、おい」
「まあ何だな、オリジナリティ溢れるっての？」
「何であんなにファンデ塗るんだ？粉吹きまくってたぞ」
「しかも服の趣味も微妙～だし」
「・・・・」
「こ、コレは悪口言ってんじゃないからネッ」
「そーよ！コレはただの【事実検証】ってヤツよ！」

・・・ひー！女ってこわーい（苦笑）


まーね、
女も歳取るとさ、やっぱお互いの「老け度」とか「お手入れ度」とか気になるんだよ。
にこやかに話しながら「お互いちっとも変わらないわねー♪」なんて語りながら
実はちゃっかり相手の様子を仔細に観察する。
「コイツ、かなりシミ出来てんな。必死に隠してるけどバレバレじゃん」
「この服・・・デザイン古っ！いつ買ったんだよ？」
「あーあ。腹たるんでるのに、そんなピチピチニット着ちゃって～」
・・・みたいに、かなり厳しいチェックが入ってたりするのだ。

特に自分と感性や趣味が合わないタイプだと、ツッコミどころは満載。
たまたま今回槍玉に上がった某友人は、大学から結婚後もずっと関西地方に
住んでいるので、服装の趣味とか化粧の仕方が「ド派手な関西風味」とでも言うのか？
・・・いや、私は関西の知り合いも結構いるが、アイツのメイクは特殊だな（苦笑）

まあ、そんな感じで「同い年の女友達」というのは最大の理解者であり最大の敵でもある。
頑張ってお手入れしてオシャレすれば（方向が間違ってなければ）賞賛と憧れの声を持って
受け入れられ、そして一歩転落すると大いなるツッコミ対象となる。

だが、そんな緊張感もまたいい。

たまには高校時代の女友達が集まってお茶すんのも悪くないな。
私は基本的に高校時代の女友達って「1対1」でしか会ってなかったから
グループで会うとまた違った空気感が楽しめていいな。
ってか、今回本当に10年以上ぶりに会ったからチェックが辛らつだったんだろうと。
きっと年に数回、定期的に会えばそれ程違和感は感じないんだろうなぁ。
実際、定期的に会ってる専門学校時代の友達なんて全然変わらないなーって思うし。

いや、でも今日のアイツのメイクは絶対に・・・　←しつこい（苦笑）