天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ルイスと不思議の時計」@42本目

2018年10月17日 | 映画感想
「ルイスと不思議の時計」

ジョン・ベレアーズ著の児童文学(邦題:壁の中の時計)を映画化。
予告編もロクに見てなかったんだけど、大好き♪JBことジャック・ブラックとケイト・ブランシェットが共演と聞いたら見逃すには余りにも惜しい^^;
という訳で早速公開最初のレディースデーに…と思ったら、いつも定宿にしてるシネコンでは何と吹替え版上映しかしていないではないか!
JBが好きだって言ってるのに彼の声聞けないんじゃー意味ねーっつーの!(怒)
で、調べて他のご近所シネコンで字幕版が上映しているのを見つけて行って来ましたわ。

あらすじ
両親を事故で亡くしたルイス少年(オーウェン・ヴァカーロ)は母親の兄であるジョナサン伯父さん(ジャック・ブラック)に引き取られて一緒に暮らす事になった。
暮らし始めて間もなくジョナサン、そしてその隣家に住んでいる美女ツィマーマン女史(ケイト・ブランシェット)が魔術師だと知らされたルイスは
自分も魔術が使えるようになりたいとジョナサンに懇願し、魔術師修行を始めた。度々真夜中に家の中で何か探し物をしているらしいジョナサンに何をしているのか尋ねると
この屋敷の中のどこかに邪悪な魔術師が隠した不思議な時計を探しているのだと言う…

んー。良くも悪くも児童文学だなぁ。
最近海外アニメ(特にワーナー系)とか明らかにお子様向けファンタジー洋画が最初っから吹替え版しか上映しない事が結構ありますよね。
アレにいつもイライラしていたんですよね。自分、声の演技もその役者さんの色だと思っているので映画は字幕版推奨派なんです。
だから基本吹替え版しか上映していない映画は観に行かない事にしているんですが、大大大好き♪JBとケイトの組み合わせだったら絶対に面白いだろうと思って
「こんなん、吹替え版とか有り得ないし!声聞かないでどーすんぢゃいっ!」と思ってわざわざ字幕版上映している映画館探してまでして観た訳ですが…

アレだな。吹替え版上映しかしない映画館があるレベルの(子供向け)作品、という風に逆に考えるべきなんですね(薄笑)

まあでも字幕版でわざわざ観た甲斐があったな、と思ったのはJBとケイトの巧妙な会話のキャッチボールを楽しめた事かな。
「ミイラババア vs ゴリラ男」のやりとりが楽しいのはJBとケイトのあの声、口調があっての事だと思う。
劇中何度も2人が毒舌合戦を繰り広げるんだけど、その悪態が出れば出る程2人が実は心の底から信頼しあっている「同志」なんだと思わされてほっこりする。

後はー、ちょっとだけホラー風味だから怖いモノ苦手な人はほんのちょっぴり要注意かな。大した事ないけど。
それから展開が全体的にヌルいから話がなかなか盛り上がらなくて「はよ話動けや」って正直思ったわ。ルイスの小学校でのエピソードがヌル過ぎる^^;
クライマックスの時計シーンもなぁ。まあ本当に児童文学だからこんなもんなんだろーなー(ハナホジ)って感じで。はははっ
そーやって考えるとハリポタシリーズって物凄いクオリティ高かったよなぁ。アレはもう児童文学とは呼ばないのか?w
ま、本作全体的に考えて対象年齢:幼稚園~小学校高学年、ってクオリティですかね。

あー…最後に1つだけ。ちょうど今の時期公開で良かったよ。てか狙ったのかな?本作観るとハロウィン気分が多少は盛り上がります。ええ♪
コメント (2)
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