「村上春樹って読んでるんですよね」同僚から。
事務だよりに「ドライブ・マイ・カー」を特集したりしてるし。
「小説は全部読んでるかな」
「あたまよさそー、あたしダメなんですよ、あの文体が」
へー。
めずらしくコンビニの書棚を眺めていたら、このムックを見つける。おお、即購入。だってわたしが初めて村上春樹を読んだのは、このBRUTUSにおいてだったの。
掲載されていたのは短篇「ニューヨーク炭鉱の悲劇」でした。衝撃でしたね。こんなすごい作家なのかと。それ以来、彼の小説はすべて読んでいるのだからいかにでかい衝撃だったかおわかりでしょう。いまあれを読めるのは中公文庫の「中国行きのスロウ・ボート」です。買え!読め!
まあ、村上春樹は、ブルータスの編集者がこの作品を載せるのを渋った経緯も明かしている。タイトルをいただいたビージーズはださいと(笑)。
先週、その同僚が司書にリクエストしたらしく、わたしのお薦めの「蛍・納屋を焼く・その他の短編」(新潮文庫)が購入されていました。
大好きだったな。
完全に自足しているものだから
彼女に否定されてしまう……作家本人が
モデルなんでしょう(笑)
ダサいかオシャレか、が指標になりつつある頃だったのでしょうか。
ビージーズのハーモニーが大好きです。
「炭鉱」は衝撃ですよね。
私は「午後の最後の芝生」と「納屋を焼く」が
印象的でした。
懐かしくなって今三編読み返しましたよ。
日本SF精神史も一気読みしたいし、
明日は仕事だし、
日曜日どれだけ読めるかなー。