事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「闇の聖域」 佐々木譲著 KADOKAWA

2023-02-02 | 本と雑誌

帝国の弔砲」と同じように、途中から小説のスタイルが一変する。でもこれ、あまりうまくいっていないような。

出だしはすばらしい。開戦直前の満州に、警視庁から大連に赴任した刑事。不可思議な凶器によって起こる連続殺人……さすが、警察小説の手練れ。しかし、東欧出身(ヒント)の容疑者を追いつめると…………

うーん、やっぱり前半の路線で最後まで走ってほしかったなあ。

そんなリクエストに応えてくれたのでしょうか。「沈黙法廷」につづく


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