事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2014年9月号 グラウンドの外で。

2014-10-01 | 日記・エッセイ・コラム

2014年8月号「ツイッター議員、LINE議員」はこちら

「ノーコン!」

正しくは8月の名言。毎日新聞の憂楽帳というコラムから。すばらしい内容だったので全文掲載。

通りがかりのグラウンドで、少年野球の試合をやっていた。一方のチームから相手へのやじが絶え間なく飛ぶ。投手を「ノーコン」とくさし、ミスした野手を「下手なら帰れ」とけなす。そのうちコーチらしき大人が「声が小さい!」と怒鳴り、一層ひどくなった。

仕事柄さまざまなスポーツを見るが、一生懸命に取り組む子供は自分のプレーに必死で、周囲をさげすむ余裕などないものだ。なのになぜ、やじを飛ばすことを覚えるのだろうか。

中学教員の知人に「生徒に見せたくないものの筆頭は議会」と聞いたことがある。議会では発言者の話をやじで邪魔したり、居眠りしたりする議員がいる。しかも誰もそれを止めない。

グラウンドも同じかもしれない。子供たちの横で、見ている大人が平気で拙いプレーをけなしたり、相手のミスを喜んだりしていないか?

大声でやじを飛ばす体力や、相手の欠点を探す観察力は、自分のプレーや仲間の激励に使おう。そう伝えられる見方をしなければと、やまないやじを聞きながら考えた。【石井朗生】

……都議会の問題を見るまでもなく、ヤジを発する行為そのものが品性を語る。一定の役割はあるとする理屈にわたしはくみしない。どんなひどい内容の発言だったとしても、ヤジで攻撃するのは、選挙民に対する愚弄に近い。それ以上に、野球という競技にはヤジがつきもので、ユーモアのあるヤジならともかく、(向こうも子どもなのに)相手を貶めるヤジを平気で発する親が多いのは悲しい。

「彼は一言でいえば、テレビをメディアの王様にした人です」

井原高忠を大橋巨泉が評して。日テレの人だった井原なのだから、読売はもっとディープな特集を組んでくれると思っていた。堀威夫、萩本欽一などのコメントは掲載されたが、どうにも薄味。朝日新聞を攻撃するので忙しかったとか?あ、それからもうひとつ。社の意向に沿わない記事を載せなかった朝日はもちろんひどいが、読売はそれを批判できるの?そちらのトップのわがままで、数多くの記事がおしゃかになってるんじゃなかったっけ?

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