「名探偵のはらわた」「名探偵のいけにえ」などでわかっていたつもりだったけれど、今回はグロさがパワーアップしています。人間が簡単に爆発し、内臓が飛び出てくる。しかもラストでは……
「ねえ、どうしてこの本を買ったの?」と司書に。
そうです。うちの中学の図書室にあったんです。
「いやーなんか面白そうなんで(笑)」
「うん、まあこういうのが好きな中学生もいるかもね」
まあ少ないとは思いますが。
量子力学をからめて、展開はまことに複雑。でも伊坂幸太郎が推薦するように、きちんとしたミステリになっている(んでしょう。途中で検証は放棄しました)。それにしてもめんどくさいことを考える人もいたものだ。
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