今回は若い教職員への1本。(時事ネタは腐るのが速いなあ。これ、6年前のやつです)
学校現場もそろそろ四十代の人間が主導権を握り始めている(なにしろ数が多い)。若手の皆さんの中には、日々彼らに指導という名の下に虐げられている(「今時の若いモンは!」)方もいらっしゃることと思います。そんな皆さんに、今回は同じ四十代の人間として同胞を少し裏切るような情報を提供しましょう。
実はこの四十代の人間には、消そうにも消せない暗ぁい過去があるのです。1978年7月、短足のイタリア系野郎が週末にド派手な格好で踊るこの¨ディスコ映画¨が世間を席巻し、当時十代後半から二十代の世代はこぞって新宿や六本木のディスコに繰り出し、そのイタ公ジョン・トラボルタの影響下、¨フィバる¨と称して恥ずかしいことにみんな同じステップで踊っていたのです。はっきり言って盆踊りですわな。
ですからこの世代から説教を垂れられてムカついた時には、耳元で(相手が四十代前半なら)「新宿ツバキハウスの焼きソバはおいしかったですか?」とか(四十代後半なら)「六本木キサナドゥがなくなって残念ですね」と囁いてやればいいのです。途端に連中は盆踊りを思い出し、赤面して引き下がること確実です。
にしてもです。ディスコが衰退し、クラブに名を変えたあたりで私も「あー、今の若い奴らは大人だよなー」と感心していたというのに、一体何なのだあのパラパラとかいうヤツは!?また盆踊りを始めてどうするというのだ!
……ったくこれだから今時の若いモンは。