監督:マイケル・デイヴィス 出演:クライヴ・オーウェン モニカ・ベルッチ ポール・ジアマッティ
わははははは。昔の火曜9時の日テレ刑事ドラマを観るようだ。「大追跡」(藤竜也)とか「大激闘」(渡瀬恒彦)とか。
使った銃弾25,000発!って誰もマジで数えちゃいないだろうけど笑えるコピー。「俺たちに明日はない」の87発から40年近く経過し、三ケタも銃弾は増えてしまったか。まあ、ボニー&クライドの方だってワーナーはちゃんと数えたものだか。
ひょっとしたら007であったかもしれない男、クライブ・オーウェンがいい味を出している。銃フェチでありながら銃の存在に懐疑的なテーマ……なんて読み方はおそらく間違っていて、アクロバティックなガンアクションに笑っていればいいのだろう。ニンジンや指紋認証拳銃など、小道具の使い方も気がきいている。
脱ぎたがる女王モニカ・ベルッチとのファックシーンも意味なく過激だし、悪役ポール・ジアマッティが残酷でありながら妻への連絡を忘れないあたりの小技もいい。ラストにきれいにつなげているしね。
音楽が元タンジェリン・ドリームって狂いっぷりも含めて、こんなのがあるからビデオ屋通いはやめられないのだ。好き。
野菜は身体にいいって大嘘なのがわかります☆☆☆★★★
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