Charlie Watts / Jumpin' Jack Flash
2021年7月号PART6「重かったもの」はこちら。
「(ストーンズに参加して)その後、何十年もステージでミックのケツが目の前を走り回るのを見る羽目になった」
先日亡くなったローリングストーンズの名ドラマー、チャーリー・ワッツの発言。ジャズに傾倒する自分をおさえて、やんちゃなミック・ジャガーやキース・リチャーズをバックアップした。でも単に冷静なリズムを刻む人だったかといえば、どうも違うようだ。
泥酔したミック・ジャガーが「おれのタイコはどこにいる?」とチャーリー・ワッツに。
翌朝、“正装した”ワッツはミックの部屋を訪れ「おれの歌い手はどこだ」と言いながらミックを殴りつけ「二度とそんなクチをきくな」と吐き捨てたという。いい味。
PART2「日本で一番文章がうまい作家」につづく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます