事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2020年1月号PART1 三谷幸喜吠える

2020-01-09 | 大河ドラマ

2019年12月号PART2「番長の絶望」はこちら

「カルロス・ゴーンの会見の6時間前に会見をさせていただきます」

2022年の大河ドラマが、三谷幸喜オリジナルの「鎌倉殿の13人」に決定したという。「真田丸」の思い出がまだ鮮烈なうちに再登板。うれしいよー。主人公は鎌倉幕府の二代目執権、北条義時(知らないよー)。演ずるは小栗旬(知ってるよー)。

まず、タイトルからして出世作の「12人の優しい日本人」をいただいているのが歴然。まあ、あの作品にしてからがシドニー・ルメットの「十二人の怒れる男」のパロディなので、三谷がいかにのっているかがわかる。しかも、あの人はコメント芸に命をかけているので、きのうの会見は爆笑の連続だったらしい。

「義時は映画『ゴッドファーザー』のマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)なんです。マイケルも兄・ソニー(ジェームズ・カーン)が殺されたことにより、やむなく家業を継いでのし上がっていきます。おそらく、原作者のマリオ・プーゾは、北条家の歩みに影響を受けて『ゴッドファーザー』を作ったんでしょう!」

「政子をサザエ、頼朝がマスオさん、時政が波平、義時がカツオ、まさに『サザエさん』ともそっくりなんです!」

「ただ、僕が脚本を書くことで、コントのような“お笑い大河”だと思って見ない方もいらっしゃいます。人間ドラマをきちんと描いている自信はありますし、俳優さんもスタッフさんも頑張って、こんなに良い作品を作っているのに、僕の名前があるから見ないとか、違うイメージを持たれてしまうという状況は本当に申し訳ないと思っています。なので、もし次回、大河ドラマをやる時があればペンネームで、違う名前でやらせていただきたいですね(笑)。無名で全くキャリアのない新人作家がもの凄くおもしろい大河を書いていたら、僕だと思ってください(笑)」

「俳優の方々に言いたい。『オレ、スネに傷がある』という人がいたら、是非断ってください。なんで受けるんだ!と。切にお願いしたい」

……あははは。かましてるなあ。しかし少なくともひとつだけ確実なことがある。わたしは毎週日曜日にテレビにかじりつくことであろう。2022年末まで、死ねないなあ。

PART2 「音楽三題その1 ガールズバンド」につづく


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