PART5「太閤記ふたたび」はこちら。
1966年の大河は「源義経」。おかしいなあ、まだわたしは見ていないぞ。そろそろものごころついてる頃だが。
あ、わかった。あれに熱中していたのだ。日テレの青春ドラマシリーズ。この大河の真裏に「青春とはなんだ」(夏木陽介主演)、そして「これが青春だ」(竜雷太主演)があったのだからそっちを見てました。まだガキだったのに何が青春だ。
でも義経というキャラはドラマとして派手。日本史知らずのわたしとはいえ、
・鞍馬寺で天狗とチャンバラをやり、
・五条大橋の上で笛を吹いて弁慶を屈服させ、
・トリッキーな戦術で次から次へと敵を破り、
・小舟の上をポンポンと跳び、
・でも政治的センスがないものだから兄に疎まれ、
・キャバクラのねえちゃんみたいな(でもすげーいい女の)静御前といい仲になったものの、
・最後は平泉で亡くなり、
・そばにはハリネズミのようになった弁慶が立っている
ぐらいは知っている……認識当たってる?(笑)
坂本竜馬とならんで日本史のなかでもっとも愛される人物。政治センスの問題はともかく、いくさ上手だったことは否定できないらしい。
義経を演じたのは尾上菊之助(現在の七代目菊五郎)。23才の主演は当時最年少。静御前をなんと藤純子(現在の富司純子)。のちにふたりは結婚する。緋牡丹のお竜を落としたのは東映系の俳優ではなく歌舞伎役者だった。当時の任侠映画ファンはどう思ったか。伝説のプロデューサーだったお父さんはどう思ったのだろう。
弁慶役で緒形拳が二年連続の出演。源頼朝に芥川比呂志(大好き)、常盤御前に山田五十鈴、北条政子に大塚道子、平清盛に辰巳柳太郎、藤原秀衡に滝沢修という布陣。
ちょっと渋すぎるかなと思うけれど、前作「太閤記」はメインキャストが“のちに”ビッグスターになったわけなのでほぼ同レベルか。視聴率的には下降。はたしてこのドラマ、うけていたのだろうか。
PART7「三姉妹」につづく。
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