第三十六話「試練の新天地」はこちら。
やれやれ、ブログのお引っ越しはめんどくさかった。このあたりは後日たっぷりと。
前回の視聴率は15.1%。微妙な数字。どうなんでしょう、みんなこのドラマをどの程度楽しんでいるんでしょうか。
ということで今回は、跡継ぎである長政が、失策もあって頭に血が上り(だけではないあたりを松坂桃季は見せる)、宇都宮鎮房を死に追いやるのがメイン。
肥後の争乱は佐々成政の強引な検地で紛糾。豊前も宇都宮への秀吉の本領安堵の約束が反故になったことで……
暗殺の話なので暗いトーンであることは当然。しかし宇都宮鎮房(村田雄浩)の血を浴びた長政に、父とは違った陰影が加えられることになる。
秀吉は言う。「佐々成政は戦上手ではあったが……」治世はできなかったと。黒田官兵衛はその両方をできる人物ではあったけれども、才がありすぎたわけだ(いちおう、勉強しました)。大河ドラマは、後年の上から目線で語れるのが妙味。長政の決断は結果として……あ、まだ早いか。
宇都宮の恨みをはらす役目は市川由衣にゆだねられた。しかしどうなのかなあ。わたしは彼女にはどうしても華を感じることが出来なかった(すでに過去形)。
研音という強烈なバックアップがあったとしても、「NANA」における宮崎あおいから彼女へのキャスト変更は(あおいの側が嫌がったのかもしれないけれど)不可解だったし、興行成績が一気に下降したのもむべなるかな。ファンの人すみません。
ぶっちゃけた話、やっぱり暗殺はドラマに向いている。本来は誰も目にすることができない場面を展開して見せてくれるのだから。震える杯、不自然に交わす目線、いいですなあ。来週は誰が殺されるのかな(おいおい)。
ということで、実はこんな週は視聴率が上昇するような気がします。16%は行くでしょう。問題は、マジでこのブログをアップできるかの方で……
第三十八話「追い込まれる軍師」につづく。
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