コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズの新作。依頼されたのは例によってアンソニー・ホロヴィッツ。イアン・フレミングといい、よほど大作家の遺族に信頼されているみたい。
年老いたワトソンが、当時は書けなかった事件を述懐するという体裁。だからホームズをはじめ、マイクロフトやレストレイド、そしてモリアーティについて踏みこんだ描写がなされている。シャーロッキアンたちが喜んだかどうかは微妙なところでしょうか。
わたしは、ベイカー街221Bに住む騒々しくて危険きわまりない男をどうしてハドソン夫人が平気で住まわせているか、というネタがうれしかったかな。
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