お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

2月の言葉 その2

2013年02月04日 | 仏教
 今月の法専寺の山門掲示板の言葉は

 人に迷惑をかけることを
厭うのではなく
 多くのものに
迷惑をかけながら
生きているのが
私であったと
気づかされる


 今年に入って、実家の母は、直方と佐賀を行ったり来たりしています。

 実家では、自由なものですから、
寒いと、無精になって、万年床に潜り込んだまま・・・
それで、足下に加えて、頭もヨロヨロが進行します。

 ところが、佐賀だと、怖い娘がいて
大人数の洗濯物をたたんだり
広~いお寺ゆえ、軽いモップで掃除したり
暖かい日は、日差しの中で、草取りしたり
私が買い物する時はついて来たり
曾孫と遊んだり・・・

することが沢山あるため、血流もよくなって元気いっぱい。

 そんな母が、上記言葉を見て、
「まあ、いいことが書いてあるね~ どなたの言葉

いえいえ、娘が老母のことを思って考えた
今月の言葉ですよ。

 丸裸で生まれた私です。
一人では何もできずに、育ててもらいました。
そして、今、私だって、順調に老いています。

自分が元気に人の世話をできる間は気持ちがいいですが、
自分が直接目に見えて周囲を煩わせる存在になるのは、
身体の痛み同様、心も苦痛でありましょう。

 でも、どうしようもないことは阿弥陀さまにおまかせ
 元気な者が
お世話のご報謝をさせていただいているのですから
そんなに申し訳がらずとも
素直に相手の報謝を受けて、明るく生きてください 








 
コメント (3)
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