お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

伸びる

2013年05月21日 | 仏教
 昨日、内科で処方された薬が効いたのか、ちょうど、自然治癒で熱が下がるところだったのか、いや、一番の縁は、「風邪で寝ている場合じゃない」訃報ショックだったように思いますが、昨夕から、シャキッ

 風邪でグータラしていた間に、伸びて、伸びて・・・フェンスにからまっていたツタ類(またしても、無知のため植物の名前がわかりません)

 きょうは、まず、このツタの除去。(せっかく、太陽の光を浴びて、のびのび伸びていたのに、人間の都合で切り落としてゴメンナサイ

 
 さて、きょうは、親鸞聖人のお誕生日です。

 山崎龍明先生の「親鸞聖人『和讃』入門」P209に、こう書かれています。

 釈尊の教えとは、本来、誰にでも開かれ、すべてのものを認め、敬い合うものであったのです。ひとがそれぞれの思想・信条・信仰を持つことは、ひとそれぞれの縁によって生じるものなのです。
 そこに固執してしまうと、他が見えなくなります。そこから憎しみと争い、差別が生じてきます。ものごとは、「つくべき縁あればともない、離るべき縁あれば離るる」(「歎異抄」第六章)だけのことなのです。「縁」はよろこぶべきものであって、決して固執するものではないと思います。


 私が正しい・・・と硬くなりがちな 私の こころ も、のびのび ありたい と、しみじみ思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする