お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

10月の言葉

2017年10月19日 | 仏教
 この数日、若坊守が風邪をひき(孫も全員、鼻垂れています)、夫・住職は不在とあって、バアバ坊守は、孫守り、法務に走り回りました。
 よって、きょう、巡番報恩講にお参りの予定も後日に延期。
 急に寒くなり、体調管理が大変です。私も風邪気味なのですが、何とか持ちこたえております。

 さて、法語カレンダー今月の言葉は

 ねてもさめてもへだてなく
 南無阿弥陀仏を
 となうべし


 親鸞聖人の書かれた「ご和讃」(わさん:漢文でなく和文で書かれた、仏さまを讃える歌)は

 弥陀大悲の誓願を ふかく信ぜんひとはみな
 ねてもさめてもへだてなく 南無阿弥陀仏をとなふべし


 阿弥陀さまの慈悲のお心を 深く心に拝受している者は
 常に、お念仏いたしましょう

との仰せです。

 み教えを慶んでおられる方で、常に、報恩感謝の念仏:「ナモアミダブツ」「ナマンダブ」「ナンマンダ」が、口にこぼれる方が多いです。

 トイレに行ってもナンマンダ、
 ラーメン屋でナンマンダ、
 タクシー乗ってナンマンダ
  
「心に響くことば」で、このご和讃を解説くださっているI師は、マイクの無い時代、布教使としてご活躍されていたお祖父様のエピソードとして

 飛行機で座席に座るや、よく通る声で「ナンマンダブ」と、称え
「周囲から一斉に痛いほどに視線が突き刺さって」と、書かれています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする