お寺のオバサンのひとりごと

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5月の言葉

2018年05月18日 | 仏教
法話カレンダー今月の言葉は

かの如来の 本願力を観ずるに
 凡愚遇うて 空しく過ぐるものなし


 『入出二門偈頌』の言葉だそうです。

阿弥陀如来の 本願を心に受けた人は
人生を空しく感じることはない

 少なくとも、「私の人生、苦労ばかりで、一つもいいことなかった」と言う愚痴で
虚しく終わらない人生を歩ませていただけるでしょう。

法語カレンダーの言葉を解説くださっているT師は

過去も未來も私の心の中で描いている世界であって、生きているのはいつも「今」なんですよね。「今の自分」が作り上げているのですから、それは今の自分の心が変われば、過去も未来も変わるってことじゃないですか

と、書かれておられます。

できれば、つらいことは避けたいけれど、そうはいかない現実。
過去のつらい出来事、悲しみがあって、今の自分がいる、今の積み重ねが未來を作る。
私にとって不都合なことも「ご縁」、不都合な悲しみを通して、気づかされることが多く、人生はより深まるのでありましょう。
南無阿弥陀仏


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