
3月18日、彼岸の入りの佐賀新聞社説。
お寺って、葬式だけしている所で、故人の遺骨を人質(骨質?)にとって、何だかんだ、遺族に迷惑をかける、現代社会に無用の存在
と、誤解している方が多いことをあらためて感じ、何だか朝から悲しくなりました。
「子どもに迷惑かけたくないから」
と自ら直葬を遺言なさる方も多いと聞きます。
亡くなってお終い。亡くなったら、お骨になるだけの人生は虚しいと、仏教徒の私は思います。
人生を終えた後は「仏」 となって、後の人の心に宿り、導きたい・・・
仏教徒としての人生を歩み、遺族には、私に代わり、質素でいいから、御礼の葬儀をしてもらいたいと私個人は思います。
彼岸 (かの岸・浄土・覚りの世界) を思う、彼岸の入りです。