お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

「子ども食堂とお寺のかかわり」

2019年11月03日 | 仏教


 写真は11月1日の夜明け。

 さて、同日午後、ビハーラ佐賀 第2回基本学習会へ。

 「子ども食堂とお寺のかかわり」と題して、K組J寺G師(若く美しい女性僧侶)が、ご自坊で、4年前から、毎月1回実践なさっている
子ども食堂について、お話くださいました。

 最初は、「子ども食堂」という名称で始められましたが、それでは大人が来にくいであろうということから
今は「おてら食堂」に名前を代えておられるそうです。

 毎回、50食の昼食を準備。
 食材は、ほとんど頂きもの。
 10名ほどの方で調理されているそうで、メニューもいろいろ工夫されていました。

 地域、公民館などにチラシを置き、ネットでも告知。

 今は、赤ちゃん連れの親子からお年寄りまで、幅広い年代の方がおいでになっているそうです。 

 お寺食堂におみえの方と言葉は交わすけれど、プライベートなことに、こちらから踏み込まない。
おみえの方にお参りは強制しない。(自然と手を合わせられるそうです)
もちろん、いらっしゃった方から、ご相談があれば対応される。

おみえの子連れの方同士、お互い、交流が始まったりする。

お寺は、ご門徒さんに限らず、誰もが安心して集っていただく場所であることを、
現代社会におけるお寺の役割を
あらためて気づかせていただく、尊いお話でした。

今回の学習会、新しい方々が増え、聴講も多かったのですが、
それでも、ビハーラ会員だけで聞くのは勿体ないことでした。。


 
コメント (2)
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