
写真は11月1日の夜明け。
さて、同日午後、ビハーラ佐賀 第2回基本学習会へ。
「子ども食堂とお寺のかかわり」と題して、K組J寺G師(若く美しい女性僧侶)が、ご自坊で、4年前から、毎月1回実践なさっている
子ども食堂について、お話くださいました。
最初は、「子ども食堂」という名称で始められましたが、それでは大人が来にくいであろうということから
今は「おてら食堂」に名前を代えておられるそうです。
毎回、50食の昼食を準備。
食材は、ほとんど頂きもの。
10名ほどの方で調理されているそうで、メニューもいろいろ工夫されていました。
地域、公民館などにチラシを置き、ネットでも告知。
今は、赤ちゃん連れの親子からお年寄りまで、幅広い年代の方がおいでになっているそうです。
お寺食堂におみえの方と言葉は交わすけれど、プライベートなことに、こちらから踏み込まない。
おみえの方にお参りは強制しない。(自然と手を合わせられるそうです)
もちろん、いらっしゃった方から、ご相談があれば対応される。
おみえの子連れの方同士、お互い、交流が始まったりする。
お寺は、ご門徒さんに限らず、誰もが安心して集っていただく場所であることを、
現代社会におけるお寺の役割を
あらためて気づかせていただく、尊いお話でした。
今回の学習会、新しい方々が増え、聴講も多かったのですが、
それでも、ビハーラ会員だけで聞くのは勿体ないことでした。。