お寺のオバサンのひとりごと

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親鸞聖人の言葉

2021年12月15日 | 仏教
 

 この身は、いまは、としきはまりて候へば、さだめてさきだちて往生し候はんずれば、浄土にて かならずかならず まちまいらせ候ふべし
 (親鸞聖人御消息)
 わたしは今はもうすっかり年老いてしまい、きっとあなたよりも先に往生するでしょうから、お浄土でかならず、かならずあなたをお待ちしております

 上記は『季刊せいてん』冬の号に紹介されていた
親鸞聖人の御消息(ごしょうそく:お手紙)の中のお言葉です。
 
 今生の生命終わっても、行先が定まっている。私の行先は仏さまの世界・覚りの浄土。
 浄土には、親鸞さまをはじめ、お世話になった懐かしい方々が待ってくださっている。
 いつ、どんな死に方をするかわからないが、必ず間違いなく死ぬ身。
 しかし、死んでお終いでない、行先の定まった人生を安心と共に歩ませていただきます。
 南無阿弥陀仏

 写真は先日の生け花お稽古、水仙。

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