お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

いのちの授業

2025年02月26日 | 雑感
 先日、ビハーラ佐賀 基本学習会へ。
 「ビハーラ」とは、サンスクリット語で「安らぎの場所・僧院」の意味で仏教版ホスピス活動のこと。
 コロナ以前は病院や老人施設訪問を各地区グループで行っていましたが、老人施設訪問は今も再開されていません。
 よって、ここ数年は基本学習会のみ。
 今回のご講師は、医師で在宅医療のスペシャリスト。尊厳死協会、ホスピス、大学の講師もお勤めの満岡先生。
 自分の死として、いろいろ考えさせられ、学ばせていただきました。
 先生のレジュメにあった言葉

 「人の役に立たない人生ってダメなのかな?
 大切なあなたがそこにいるというそのことが大事
 利用価値ではない
 存在価値

 悲しいこと苦しいことは
幸せからほど遠いことのように思えるけれど
 悲しみや苦しみを味わなければ幸せに気づけない

 傾聴は相手の言葉を繰り返す
 相手の感情に焦点をあてること」
等など

 私自身、どんな死に方をするのか選べないし、わかりません。
 あまり長生きしたくないという希望はありますが、今、健康に恵まれているからこその傲慢であって、そういう私は逆に長生きして老病苦を長く味わい、その中に人生を深く味わうのかもしれません。
 いずれにせよ、家族、医療関係者、介護者に看取っていただくことになります。
 突然死も大いにありうるので、今のうちに申させていただきます。
 お世話になります。
 よろしくお願いします。
 
 
 
 

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