先日、元佐賀女子短期大学学長で現在アバンセ館長のT・K先生のお話を聞かせていただくご縁がありました。
その中で出てきた言葉が
アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)
職場や家庭や地域の中にもまだまだある? 男だから、女だからの偏見。
若い世代はほとんど無くなってきているかと思いますが、高齢になるほど、男女共に性差による、こうあるべきという思いこみが大きいのかもしれません。そういう育ち方をしてきたのだから、仕方無いところはありますが、だからこそ、偏見の強い高齢者はよほど気をつけないと。
世界の男女平等指数ランキングで日本は経済、政治分野で女性が少なく、ランクが低い。
そんなお話を聞きながら、お寺(浄土真宗)の世界も、女性僧侶、女性布教使さんは増えておられますし、各寺の女性総代さんも増えておられますが、
宗会(僧侶議員、門徒議員)に女性議員さんはいらっしゃるのでしょうか?増やす努力が必要なのではないか?
また、女性の勧学さんはいらっしゃるのだろうか?
と、思ったのでした。
現在の若年層の多くは、高齢者の人達に育てられ、私は明治、大正生まれの両親に育てられました。生活環境によって考え方は変化しているように思います。教育、人と人との交わり大切さがあるように感じるのです。K.M
そうですね。私も大正生まれの両親の価値観で育ちました。この40~50年で、世間の考え方は随分変化しました。世間の考え方の変化全てに迎合しませんが、
仏の御教えにそって、私自身の「常識」「当たり前」と思う思いこみには、よくよく気をつけたいと思います。