月1回の「歴史勉強会」に楽しみに行っています。
元高校教師で郷土史家の森先生の講義はとてもわかりやすく面白い。
昨年から「葉隠」を解説くださっています。
先日は佐賀藩の「武士の一分」
「武士の一分」とは
『武士の一分』という映画もありましたが、
武士が命をかけて守らなければならない名誉、面目のこと。
武士は誇り高く、卑怯を嫌う。面子を潰されると切り合いになる。
やられた時は仕返しに行き、仕返しが達成したら、その場で腹を切る。それが武士らしいと評価される。
また、後に禁止されるが、主君が亡くなった後の「追腹」(殉死)で佐賀藩は多くの家臣が亡くなっている。これは、忠臣は二君に仕えない ということと、恩義のある方に殉ずることから。
初代藩主・鍋島勝茂が亡くなった時は何と26人も殉死されている。そして、殉死した者の子孫は戦死した者の子孫同様、大切にされている。
『葉隠』の作者・山本常朝は、
どうすれば(武士として)恥をかかずに済むか、それは生への執着を捨てることである。「常住死身」になっていなければならない。
と言う。
武士の一分
うう・・・
この時代の武士に生まれなくて良かった〜
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