お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

2012年08月31日 | 仏教
 業(ごう)とは、行為のことです。

 その「業」によって、いろいろな結果が生じます。
それは、今だけでなく、将来にも影響が及びます。

 例えば、Aから、酷い行為を受けたBは、Aが亡くなった後も、Aの子どもに対してまで、憎しみをいだき続けるかもしれません。

 逆に、Aから親切にされたBは、Aの子どもに対してまでも、恩義を感じ続けるかもしれません。

 今、私の「業」が、この先、生きてゆく人々に、悪果をもたらさないよう、自分で気がつくことは微々たることですが、せめて、その程度のことは気をつけて、生きてゆきたいと存じます。
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