私達の保津川遊船には、約100隻の船を所有してます。
その大半が春から秋の観光シーズンに使用している
オープン船と呼ばれる屋根なしの船です。
冬になると活躍の場を、暖房船に譲るオープン船。
オフシーズンの間は何処に言っているのでしょう?
答え……シーズン中の傷みを修理する為、遊船造船所に
ドック入りしているのです。
保津川下りの船は昭和54年(1977)に木造船から
FRP(樹脂プラスチック)化が図られ、現在、造船から
修理まで全てこの自前の造船所賄っています。
強い構造になっているFRP船ですが、シーズン中に
川底の岩に打ち付けられいるので、船底はかなり
擦り切れて傷んでいるのです。
また、流船時の打撲と衝撃を和らげる為、船底の全ての角は
ハイパネと呼ばれる白く固いプレスチックが設置されていますが、
この修理作業ではハイパネも全て取り替えるのです。
ドックに入ったオープン船は、順次トラックで、広いスペースが
確保できる遊船駐車場に移され修理作業に掛かるのです。
造船所から運ばれてきたオープン船は、クレーン車で吊られて
次々に重ねなれ並べられ、一隻ずつ裏返し船底側から修繕作業には入ります。
ハイパネは金属製のネジにより船本体と接続されており、
はがすとそのネジ穴跡が残る為、木製の杭を打ち込んで
先ずその穴を塞ぎます。
ネジ穴は木製の杭で塞がれる訳ですが、これが以外に優れモノなのです。
強く打ち込むと、どのような形のネジ穴でも隙間空間を埋めることが
出来るのです。
この木製の杭で全ての穴を塞いだ後、新たなハイパネを
貼り付けていくのです。
船底の打撲、擦り傷については新たに樹脂を塗りこみ
凹凸を修繕していきます。
こうして修理された船はまた、造船所に運ばれ、
来シーズンの春を待つことになります。
約80隻あるオープン船の修理は、全てシーズンオフの
船頭が当りますが、1隻ずつ修理するので、作業は
約3ヶ月ほどの日数を有する、大掛かりなものとなります。
しかし、来シーズンも安全に楽しい川下りを提供する為には
おろそかに出来ない大事な作業なのです。
その大半が春から秋の観光シーズンに使用している
オープン船と呼ばれる屋根なしの船です。
冬になると活躍の場を、暖房船に譲るオープン船。
オフシーズンの間は何処に言っているのでしょう?
答え……シーズン中の傷みを修理する為、遊船造船所に
ドック入りしているのです。
保津川下りの船は昭和54年(1977)に木造船から
FRP(樹脂プラスチック)化が図られ、現在、造船から
修理まで全てこの自前の造船所賄っています。
強い構造になっているFRP船ですが、シーズン中に
川底の岩に打ち付けられいるので、船底はかなり
擦り切れて傷んでいるのです。
また、流船時の打撲と衝撃を和らげる為、船底の全ての角は
ハイパネと呼ばれる白く固いプレスチックが設置されていますが、
この修理作業ではハイパネも全て取り替えるのです。
ドックに入ったオープン船は、順次トラックで、広いスペースが
確保できる遊船駐車場に移され修理作業に掛かるのです。
造船所から運ばれてきたオープン船は、クレーン車で吊られて
次々に重ねなれ並べられ、一隻ずつ裏返し船底側から修繕作業には入ります。
ハイパネは金属製のネジにより船本体と接続されており、
はがすとそのネジ穴跡が残る為、木製の杭を打ち込んで
先ずその穴を塞ぎます。
ネジ穴は木製の杭で塞がれる訳ですが、これが以外に優れモノなのです。
強く打ち込むと、どのような形のネジ穴でも隙間空間を埋めることが
出来るのです。
この木製の杭で全ての穴を塞いだ後、新たなハイパネを
貼り付けていくのです。
船底の打撲、擦り傷については新たに樹脂を塗りこみ
凹凸を修繕していきます。
こうして修理された船はまた、造船所に運ばれ、
来シーズンの春を待つことになります。
約80隻あるオープン船の修理は、全てシーズンオフの
船頭が当りますが、1隻ずつ修理するので、作業は
約3ヶ月ほどの日数を有する、大掛かりなものとなります。
しかし、来シーズンも安全に楽しい川下りを提供する為には
おろそかに出来ない大事な作業なのです。