■「顔のない敵」石持浅海
一編を除いて「地雷シリーズ」とでもいうべき短編集。非常に狭く難しいテーマだが、良く本格推理小説になっている。残る一編が停止したエレベータの中での殺人事件という、作者らしいマニアックさだ。
■「魚舟・獣舟」上田早夕里
人類または人類社会がどっちの方向に進むのかが根底にある、きちんとしたSF短編集。
■「天涯の砦」小川一水
軌道ステーションで事故発生、大部分の乗員は死亡しステーションも地球へ墜落し始める。残された人間は果たして生き延びられるのか。
■「永遠の館の殺人」二階堂黎人、黒田研二
想像できない動機によっておこされる連続殺人という、最近はやりのパターンか。二つのストーリーが交互に語られるが、なるほど最後にそういうことか。
以下、図書館の3冊。
■「名古屋人の商法」岩中祥史
県民性はよく分からないが、食べ物に関してはずっと名古屋の味は好きだ。
■「にっぽん食探見」長友麻希子
割とまじめな本。当時の浮世絵なども載せて、食事情を説明。
■「なぜ福知山線脱線事故は起こったのか」川島令三
おっと、再読だった。新聞記事から受けた印象とかなり異なるなあ。
***
今週は週の半ばから出張予定。どこに行くかは帰ってきてから、その行状とともに公開する予定。恐らく日曜日まで更新が途絶えることになる。
一編を除いて「地雷シリーズ」とでもいうべき短編集。非常に狭く難しいテーマだが、良く本格推理小説になっている。残る一編が停止したエレベータの中での殺人事件という、作者らしいマニアックさだ。
■「魚舟・獣舟」上田早夕里
人類または人類社会がどっちの方向に進むのかが根底にある、きちんとしたSF短編集。
■「天涯の砦」小川一水
軌道ステーションで事故発生、大部分の乗員は死亡しステーションも地球へ墜落し始める。残された人間は果たして生き延びられるのか。
■「永遠の館の殺人」二階堂黎人、黒田研二
想像できない動機によっておこされる連続殺人という、最近はやりのパターンか。二つのストーリーが交互に語られるが、なるほど最後にそういうことか。
以下、図書館の3冊。
■「名古屋人の商法」岩中祥史
県民性はよく分からないが、食べ物に関してはずっと名古屋の味は好きだ。
■「にっぽん食探見」長友麻希子
割とまじめな本。当時の浮世絵なども載せて、食事情を説明。
■「なぜ福知山線脱線事故は起こったのか」川島令三
おっと、再読だった。新聞記事から受けた印象とかなり異なるなあ。
***
今週は週の半ばから出張予定。どこに行くかは帰ってきてから、その行状とともに公開する予定。恐らく日曜日まで更新が途絶えることになる。