散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

もうやりすぎである

2010年07月18日 21時51分53秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
函館から戻ってきても、まだ連休なのだ。18日もやはり飲みに出てしまった。

1軒目は日曜日は時々お世話になる、焼鳥「C」。ビールを頼んで、少しずつ焼きものを行くことにした。まずは、せせり。噛みごたえがある。





続いて豚ホルモン。少しワイルドな所を、ゴボウがうまくカバー。レモンハイを追加。



ラムロース。柔らかく、ほどよくラムの風味がする。



最後につくね。ナンコツが入っているかな? 鶏ではなく、うずらの卵がちょうど良い。タレ味も一品は食べておきたいところである。



大変味は良かったのだが、信じられないほどうるさいグループがいて、困惑する。声が若いので、学生だと思っていたのだが、帰りに見ると少なくとも白髪の人が2名。あの年配で、あの騒がしさを問題だと思っていないのだとしたら、耳が遠いか、頭が悪いか、泥酔しているかのいずれかだと思う。

2軒目は翌日が祝日の場合は大体営業している、バー「n」へ。



1杯目はスイカマティーニ。あまり青臭くはなかったが、甘すぎず良い感じ。2杯目はデュワース12年+スロージン+レモンのカクテル。甘さと酸っぱさのバランス、ウィスキーの底力が感じられる。

3杯目はマスター自ら採取してきたというハスカップを入れたカクテル。色彩も良いし、何だか体に良さそうかも。



4杯目は以前、その強さで印象的なジェイムソン+シャルトリューズ6滴+ミント3滴のカクテル(前回と滴数が違う気もする)。ウィスキー大部分ながら、副材料の個性も強いため、独特なカクテルの味になるのだ。

3軒目は開いているかどうか危ぶみながら、地下鉄で北18条駅へ移動。少し北上して、喫茶「B」へ。喫茶といっても、夜は酒が飲める。私が学生時代大変お世話になり、最近、店が新築移転となってから2回目の訪問となる。



ホワイトホースを水割りで注文。通しはレバ煮ときゅうりの漬物である。今日は周りのお客さんの会話を聞いて楽しむ。ずっと通っていたらしい、年配のおばさまは、生姜焼き定食を食べながら、昔話をしてくれた。

その後、私より10歳位若いと思われる3人組が来店。彼らは店が建て替わってから、初めて来たらしく「B、やってるよ」「感激した」と盛り上がっている。その勢いで、東京在住のかつての同級生に「いま、Bにいるよ」と電話をしている。何となく気持ちは分かるなあ。

彼らはさらに「激辛カレー」を注文。初めて作っているところをよく見たが、玉ねぎ、ベーコンをよく炒めてから、カレー粉と唐辛子? を投入しているようだった。「そこの先輩もどうですか!」と、私にもカレーを進めてくれる3人だったが、取りあえず遠慮しておいた(非常に辛いのだ)。彼らは「辛い辛い」と言うものの、「いや、意外と美味しい」「食べられる」等と、失礼な発言をしながら完食していた。

ウィスキーを4杯飲んで、驚くほどの安い値段で済んだ。火曜日定休ということを、ここにメモしておこう。

20100718ギャラリー巡り

2010年07月18日 16時23分02秒 | ART
函館から戻ってきてのギャラリー巡りは、近美→コンチネンタル→大通→大丸→紀伊国屋→三越→スカイホール→さいとう→ivory→趣味の郷の10か所。

時計台の今週の展示(特に柳田昭)をスキップしたのは、残念だった。

■北海道立近代美術館「これくしょんギャラリー」。2作をならべ「どっち!?」と、選択する展示構成になっていた。せっかくなので、どっちを選択したか書いてみたい。

(1)家に飾るとしたらどっち!?
・伊東深水vs小林清親は、気持ちのいい風景で、小林の勝ち。
・和田誠vs長新太は、洗練されている和田の勝ち。
・山内弥一郎の「ツバメ」と「運河」では、建物の形に飽きがこない「運河」の勝ち。
・山口蓬春の「冬菜」と「紫陽花」は、唐辛子の赤がピリリと効いて「冬菜」の勝ち。
・長谷川昇の「横たわる裸婦」と「婦人像」は、服を着ている「婦人像」の勝ち。

(2)どきっとするのは、どっち!?
・鈴木清とマイケル・アーンツは、人の足の形が生々しいアーンツの勝ち。

(3)絵の中に入って見たいと思うのは、どっち!?
・中村善策と結城素明は、独特の角度が気になる中村善策の勝ち。
・久保守と国松登は、悲しい遊園地の雰囲気が良く、久保守の勝ち。

(4)こういう絵を描いてみたいと思うのは、どっち!?
・宮川美樹と郭徳俊は、描いてみたくはないのだが、圧倒的に宮川美樹の勝ち。

(5)何が描かれているのか気になるのは、どっち!?
・難波田龍起と村井正誠は、人にも魂にも見える不可思議さで、難波田龍起の勝ち。

勝ち負けは冗談だが、比較してみるのは面白い。同一作家の作品で比較している所もあるが、できれば、違う作家の作品を並べてくれた方が良かった。異質の物を比較することによって、真剣に「どっち!?」と考えることができると思うのだ。

■コンチネンタルギャラリー「交差する視点とかたち vol.4」。
阿部典英「ネェダンナサンあるいは飛べない面長始祖鳥」:いつもの立体に、木の羽がつけられている。その羽は体を支えるには小さすぎるのだ。
下沢敏也「RE-volve」:棺の上に、首のない死体を思わせる形。

■三越「レオナール・フジタとエコール・ド・パリ版画展」。フジタの「秋田娘」は珍しいかな。秋田滞在時代の作品なのだろうか。

■スカイホール「笹山峻弘個展-インド・チベット紀行-墨」。白い王宮に曼荼羅の色彩が印象的だったのだが、今回は墨で黒一色の作品が多い。

■さいとうギャラリー「富樫はるか展」。エスカレータ横のミニギャラリーと、メガネサロンの前に2点展示されていた。ここは見落としがちなので、気がついて良かった。少し背景に描かれているものがデザイン化している点が、気になると言えば気になる。

蒸し暑い札幌

2010年07月18日 12時57分52秒 | 食べ歩き
函館から帰ってきて、札幌のギャラリー巡り。こうして戻ってくると、函館は涼しかったのが良く分かる。今日の札幌は突発的に蒸し暑くなったようだ。雨は小雨程度で、活動には影響なかった。

昼飯は日曜日のため、普段開いている店が開いていなく手こずる。結局、近美そばのそば切り「Z」で蝦天丼(エビ、ナス、海苔、インゲン、ピーマン)ともりそばのセット。





手際は非常に良く、天丼はピシッと仕上がっているが、蕎麦がもう少しなあ…。もう少し何か、引き締まりがない気がする。