散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

新春 帯広詣で(2)

2013年01月12日 23時09分54秒 | 飲み歩き・北海道内
帯広には3軒ほど行くバーがあって、そう滅多に来ないので悩むのだが、今日は久しぶりの「AG」に行くことにした。



フレッシュフルーツから金柑を選択して、アルコール強めのカクテルにしてもらった。登場したのはこんな大胆な感じ。



この金柑を皮ごとボリボリ食べながらカクテルを飲むという、野趣あふれる味わいだ。ほのかな苦みがいい感じ。

ここでしゃれた通しが出る。右側のクラッカー+チーズ+メープルシロップが良かった。メープルシロップにはゼリー状に粘度を高めるものを入れて、垂れないようにしているとか。



さて2杯目はウンダーベルグ+カンパリ+グレープフルーツジュースの苦めカクテル。しかしカンパリの赤が綺麗で、見た目はとても甘そうにも見える。

3杯目はスモーキーマティーニを注文したところ、ロンドンヒルジン+ベルモット+ラガブーリン12年カスクで作っていただいた。なるほど、ガキンとくる強さはないが、カクテルとしてはベルモット入りの方が上質かもしれない。



旅先では3杯が定量だ。素敵なカクテルを堪能して(また、安かった)、ホテルへ。

今日は珍しく帯広のホテル「P」へ。結構な酔っ払いだが、ここの大浴場には行ってみなければなるまい。なぜならば、お湯が、あのモール温泉だからなのだ。

早速入るとやはりお湯がトロトロしている。そんなに気にしている訳ではないのだが、どうしても冬は肌が荒れがちだ。そんな肌への修復効果は相当ありそうだ。事実、翌日には皮膚の感じが普段と違って滑らかになり、見えない部分の肌荒れが治まっていたのだった。

また、露天風呂は湯気が立ち込め1メートル先も見えないほどだったが、ここのジャグジーで体を浮かべると幻想世界に浮かんでいるかのような気持ち良さであった。予想以上に時間がかかってから部屋に戻り、少しだけ缶ハイボールを飲んでから寝る。


新春 帯広詣で(1)

2013年01月12日 18時52分20秒 | 飲み歩き・北海道内
今年も恒例の帯広詣で。かなり列車が混雑しており、予定の1本後に乗ることになった。指定席の予約はほぼ満席だったのだが、幸いなことに何故か私の隣は空席。良かった。

到着するともう夕方。



早速、駅からすぐの居酒屋「AD」へ一杯やりに行くことにした。多分、4回目の訪問である。



まずは、この寒さに燗酒から。丸い徳利とそこに小魚があしらってあるお猪口で頂く。



通しはキノコと蟹身。



さて何を食べようか。最初はやはり恒例の刺身盛り合わせからだろう。



今日は左側からおひょう(縁側付き)、タコ、ホッキ。普段に比べると品数が少ないが、天候でも悪かったのだろうか。おひょうと聞くと、平目の大味な奴と思いがちだが、これは身のしまり、脂の乗りと共に申し分ない。ホッキもやっぱり貝の王者(個人的感想)だね。

続いて、 仙鳳趾産牡蠣を炭火で焼いたもの。一見小さめに見えるのだが、この牡蠣は殻の厚みがたっぷりある。2個食べたうちの特に2個目は、私が初めて「牡蠣は海のミルク」という表現に、完璧に同意させられる味だった。



そしてこの店でいつも食べる銀杏。もっちり美味い。



久しぶりに食べるばばかれい煮付。淡白な白身とトロトロの縁側部、そしてこってりした煮汁がたまらない。これでご飯を行ったらたまらないだろうな。



少々時間調整もあって、酒を追加しもずく酢、黒豆とうふ(山わさび効いてる)でつなぐ。

 

最後におでん。やはり帯広はメークインが美味い。それからもう一つ厚揚げを食べたのだが、これが豆腐の柔らかさにほんのり周りの揚げ部分が味わいをアシストする、なかなかの味であった。



今日も大満足だったが、店の大将の調子がちょっと悪そうで気になる。明日は休みなので、ゆっくり休養して下さい。

20130112ギャラリー巡り

2013年01月12日 14時18分45秒 | ART
本日はARTスペース201→さいとう→スカイホール→三越→道新→時計台→STV北2条→大同→エッセ→はやしの10か所。時間の制約もあり、少なめ。

■ARTスペース201「札幌国際情報高等学校美術部展」。少し水や金属を描くテクニックに流れているような気もするが、なかなか上手い人が多い。

■さいとうギャラリー「新春 櫻井マチ子展」。中央の楕円部分に世界の風景、周りに筆跡をぐっと出したバラが描かれている。作家の美意識が一本通っている。

■さいとうギャラリー「中野邦明 日本画展」。
「白銀の滝」:流麗に流れ落ちる滝の前に、画面右手から枝が伸びている。その対照の妙がいい。

■道新ギャラリー「第39回 北海道教育美術展」。時間がなかったので、幼稚園生の作品に着目してみた。

坂口宇多丸「お話の絵(かさじぞう)」。この猛吹雪感は北海道ならではの表現。



作者名不詳「おおきなさくらのき」。圧倒的な幹の存在感。下から見あげるとこんな感じなのだろう。



小倉悠雅「動物」。一体何の動物なのか。想像を膨らませると楽しい。



齋藤孝次「水族館の絵」。これは海の感じが実に良くでている。



木村明夏「うし」。牛に赤系の色を持ってくるのが大胆(もしかしてそういう品種?)。形のとらえ方も自由でいい。



■時計台ギャラリー「野口裕司展」。壁から床へと10メートル以上の紙を使った墨絵作品が目立つ。流れ、またよどむ水のように見える。

■STV北2上ビル「風の丘 Shoko Yoshinari Exhibition」。今度はビルのエントランスに吉成ワールドの出現。



■大同ギャラリー「有象無象百楽繪」。
小松優「ゴミ溜め小路の冒険」:4点の連作で、創作絵本コンテスト入選作とのこと。細やかで楽しい鉛筆画である。

■ギャラリーエッセ「北海道札幌北陵高等学校 美術部校外展」。
中川陸「ラトゥールの目で」:ロウソクにジッポで火をつけるラトゥール風の作品。なかなか上手い。

■石の蔵ぎゃらりいはやし「亀井由利 柴崎康男 二人展」。
柴崎康男「イワオヌプリ」:重層的に緑を重ねて表現した山肌がすごい。
亀井由利「樹2(正しくはローマ数字)」:カラフルで楽しくなる表現。

今日のギャラリー巡りで、今年の観覧テーマに気がついた。上手くできるかどうか分からないので、今の所テーマは秘密にしておきたい。もし、ちゃんと達成できれば、年末にでも発表するか。

少々しょっぱかった

2013年01月12日 12時36分58秒 | 食べ歩き
ギャラリー巡りの途中、本日は中華料理店へ。ランチメニューの中から、辛いものに心ひかれて、麻婆豆腐定食を注文。



おお、見るからに豆腐たっぷりでボリューム感がある。しかし、少ししょっぱかったのだよね。この味付けならばご飯が倍必要に思えるが、そんなに食べられる年でもなく…。