散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20200523最近読んだ本

2020年05月23日 23時01分36秒 | 読書
■「他に好きな人がいるから」白河三兎
いわゆるミステリ設定は薄く、高校生の学校生活の話が9割を占める。しかしながら、このインパクトは!(ちょっと作り話感が強いが)

■「アンドロイド」エドマンド・クーパー
冷凍倉庫の事故で冷凍された主人公は約50年後の世界で目覚める。そこでは戦争の結果、人類が激減し、アンドロイドが発達した社会となっていた。今となっては新鮮味に欠けるが、書かれた当時はなかなか興味深い作品だっただろう(再読)。

■「アンドロメダ病原体」マイクル・クライトン
時宜を得た話ではあるが、ここに出てくる感染症は感染して数秒で死に至るので、かなり趣が違う(再読)。

■「惑星チョルト奪還作戦 ペリーローダン616」ツィーグラー、マール
冷気生物とコミュニケーションが取れるようになってきたが…。そろそろ意外とトンチンカンなエレメントの十戒も最後か?

■「暗黒の羊」美輪和音
ミステリ要素はあるが、ホラーと言うのが正しかろう。

■「海底牧場」アーサー・C・クラーク
再読。

■「美術展の不都合な真実」古賀太
美術館はもっと常設展を魅力あるものにして、見る側も特別展に飛びつくだけではなくて、常設展を見ようという主張は納得である。とにかく行ったことが無い人は、東京国立博物館の本館・東洋館・法隆寺宝物館を黙って見て欲しい。その他、東京国立西洋美術館、東京国立近代美術館や、根津美術館、松岡美術館なども見る価値はある。札幌だって、北海道立近代美術館の常設展は見ごたえあると思うけどなあ。

■「渇きの海」アーサー・C・クラーク
月にある塵の海の上を通る観光船が沈んでしまった。酸素が切れる前に船の場所を特定し、引き上げることはできるのか? オーソドックスな月をテーマにしたSF作品(再読)。

48キロの大冒険(6)栄町

2020年05月23日 17時20分58秒 | Weblog
福住から栄町に移動する。地上に出たところ、東区のマスコットキャラクター「タッピー」がいた。そうか、栄町は東区なのか(と言う程度の認識しかもっていない)。



地上を撮影する。



交差点付近をちょっとだけ歩いて地下鉄駅入口へ。



地下鉄の改札内には札幌の地下鉄路線図を模したと思われる模様があった。ちゃんと南北線の緑、東西線のオレンジ、東豊線の青のラインが見て取れる。



ふう、これにて48キロの大冒険終了。地下鉄に乗っていただけだろうと言われそうだが、疲れた。何しろ、いつの間にか16,910歩も歩いているのである。

この後、疲れた体に鞭打って、栄町→大通→二十四軒駅で一旦降り、酒屋さんでウイスキーとジンを購入してから帰宅。

48キロの大冒険(5)福住

2020年05月23日 15時50分48秒 | Weblog
正直な所、東西線と南北線を制覇したところで、疲れてきて終わりにしようかとも思った。東豊線はどうも駅周辺に魅力が感じられないのだ(住んでいる人にはまことに申し訳ない)。しかし、ここまで来たからにはとりあえず行くだけ行くか。

麻生から大通に移動し、東豊線に乗り換える。そしてまずは南方面の福住駅から。



札幌ドーム方面を撮影する(ドームも一応写っている)。



駅に戻ろうとするとアートっぽいものがあったが、単なる通路照明であった。



福住、終了!

48キロの大冒険(4)麻生

2020年05月23日 15時20分55秒 | Weblog
真駒内から北に向かい、麻生駅へ。麻生の街を南側から北に攻めていこう。



麻生の交差点から北側が繁華街のメインだが、南側にも細い小路に飲み屋が連なっている一角がある。



ここを通り抜けて、回り道をしてから新古書店に立ち寄り、本を5冊購入。立ち読み禁止中とあって、客は少ない。その後、更に交差点から北へと歩く。

おお、この名店が開いていたか。この度の事情で、営業時間を15~20時にしているらしい。余裕があれば、即座に立ち寄りたいところだったが、昼食がまだこなれていない…。



他にも今風のワインとモツ料理の店が12時開店になっていた。同じ繁華街でも琴似では飲み屋を早く開けるという発想が無いようだが、麻生は積極的な営業をしているようだ。

メインストリートから西の小路(飲み屋街)へ。



この焼鳥屋さんは私の先輩が営業しているらしい。一度は行かねばと思って、長い時間が経過してしまっている。



チェーン店がすべて悪いという訳では全くないが、この辺は昔チェーン店が少なかった。



ちょっと魅力あるメニュー。



へえ~、ここはまだ営業している店舗があったのか。もうブランドチェンジしたものだとばかり思っていた。



最初から麻生にターゲットを絞っていれば、一杯やりたいところだったなあ。

48キロの大冒険(3)真駒内

2020年05月23日 14時05分44秒 | Weblog
もうわかっていると思うが、本日は地下鉄全線に乗る旅なのである。札幌市営地下鉄は3本、営業キロで48キロしかないので、何とかなるだろうと思う。土曜日はドニチカきっぷがあるので、520円で地下鉄乗り放題なのだ。

新さっぽろから大通で乗り換え、真駒内に到着。いつもはバスで芸術の森に直行するだけなのだが、少し真駒内駅周辺を歩いてみたい。駅から出て、いつも目に入っているものも撮影していく。

丸山隆「ひとやすみする輪廻」。こんな哲学的な名前だとは思わなかった。



第11回冬季オリンピック札幌大会ゴールドメダリストの銘板(後2枚ある)。笠谷幸生はもちろん分かるが、それ以外は知らない名前ばかりだな。



五輪記念らしき時計塔。



振り返ると工事中の真駒内駅である。



正面の道を下り、信号から右手に折れる。いつも「真駒内には繁華街がないなあ」と思っていたが、こっちの方に小さな商店街があるみたいだ。

後ろから見ると彫刻作品かと思ったが、表にまわると団地名が書いてあった。



そしてこの辺り、公園が実に多い。公園の銘板もちょっと凝っているが、1970年代前半はいろいろなものにお金をかける重厚な時代だったのだろうか?(当時はまだ子供だったので、良く分からない)



公園にはほとんど人がいない。なんとも寂れた静かな空気が感じられる。





この辺も古くからの住宅街だから、高齢化と人口減が進んでいるのか? 団地の建物ごと閉鎖されている雰囲気だ。



やっと商店街の一角に到着。時間短縮ながら営業している純喫茶を発見。



想像の二回りほど小さな商店街を発見。



シャッター商店街と言う噂は聞いていた。



こちらは割と今風のラーメン店。中から店の人か、客だろうか声もする。



今日は空いていないが、まだ営業していると思われる寿司屋さん。機会があれば、ここで昼食を、とも思える。



商店街を抜けて再び公園へ。こっちは遊んでいる親子連れがいた。遊具も結構新しい感じのものが多い。




→これは古い感じだが。

公園のすぐ近くに、古いショッピングセンターのようなところがあり、本1冊50円のブックコーナーがあった。全体に「滅び」の雰囲気が漂う。



とにかくこの辺、団地が多い。この建物には五輪マークが輝いている。札幌オリンピック当時、私は千歳市に住んでいたのだが、全くと言っていい程、オリンピックの記憶が無い。多分、札幌は盛り上がっていたのだろう。



次は真駒内五輪記念公園。とにかく五輪尽くしである。







札幌オリンピック→オリンピック→ギリシャ→パルテノン神殿というイメージの連鎖だろうか。しかしながら、現在ではとても腰掛ける気にはなれないような荒れようだ。



この公園そのものはアップダウンがあり、ちょっと運動公園っぽい。冬にスキーやボブスレーで遊べそうだが、賑わう日はあるのだろうか?



車止めか飾りか分からないが、あちこちにあるものは一つ一つデザインが違う。手が掛かっているなあ。



今度は何かと思ったら、吊り輪である。



「20」って20世紀? まさか2020年じゃないよねと思ったら、札幌市の新成人記念事業「明日のさっぽろをつくるはたちのつどい」(昭和57年)のアイディアから生まれた、太陽エネルギー時計。ところで、札幌市の成人式は19歳で参加するんじゃなかったか?



存分に空虚な感じと滅び感を味わって、団地の間にある散策路から地下鉄駅に戻る。



いくつか失礼な発言があったが、住んでいる方、ごめんなさい。

48キロの大冒険(2)新さっぽろ

2020年05月23日 12時40分55秒 | 食べ歩き
ちょうど昼頃、新さっぽろ駅に到着。冒頭で「本屋さんも開いてない」といったが、紀伊国屋厚別店(サンピアザ内)が開いていることに気が付いた。それで長駆、新さっぽろまで来たのである。しかし、ショッピングセンターとしてのサンピアザ、DUOなどは基本的に休業中。



紀伊国屋さんでは、文庫1、新書1を購入。日程的にそれほど収穫が無かったが、本屋さん気分を味わえるだけで嬉しい。

さて、そろそろ昼食時だがどうしよう。JR新札幌駅の辺りに来ると、この付近の飲食店はやっているね。





あ、目に入ってしまった。



あ、注文してしまった。



ラムジンギスカン定食を注文し、ついついビールを頼むことになってしまった。まあ、このご時世だ。お店に貢献していこうではないか。店主はカウンターの消毒はもちろん、座席の間に仕切りを作って、随分、注意の上で営業されているようだ。



酒類には通し(もやしナムル)がついてくる。



ご飯が炊きあがるまでもう少しということで、先にジンギスカンを出してもらった。これを少しづつ焼きながら、ビールに合わせる。




→玉ねぎに厚みがあり、水分が抜けずに美味かった。手前に水のようなものがあるが、冷や酒である。追加しちゃった…

肉を半分ほど食べたところで、ご飯と味噌汁が到着。ジンギスカンは酒との相性も良いが、ご飯との相性も恐ろしい程いい。おかずがちょっと足りないところは、残しておいた沢庵で補う。



私の後から来た客は2名。それぞれ一人客とあって、混雑は無し。大体、店の人に話しかけない私だが、勘定をするときに「美味かったです。いや、開いてて良かったっちゅうか」と昭和のオジサンらしく声をかけてみた。



昔は半分くらいテクノパークに出勤していた時期もあるので、その時は新さっぽろ・新札幌界隈でもそこそこ飲んだものである。滅多に来られなくなったエリアだが、この先どうなるものか。

48キロの大冒険(1)宮の沢

2020年05月23日 11時10分50秒 | Weblog
いや、することが無いのさ。美術館もギャラリーも開いていない。本屋さんも開いていない。しかし、テレワークの後の土日、2日間とも家にこもるというのも良くないしなあ。ということで、思い切って出かけることにした。

まずは琴似から宮の沢へ。



宮の沢駅にはショッピングセンターも直結しているし、ちえりあへの長い通路もある。西野地区センター絵画サークル「カリンズ」製作の「夢の水族館」。設置はもう21年も前の話だ(東西線が宮の沢まで延伸したときか)。



ちえりあへの通路にはいくつかの飲食店がある。営業時間短縮中の蕎麦屋さん。



16時からちょい飲みセットあり。



珈琲屋さんは既に開店。



ラーメン屋さんはまだ開いていない模様。店頭の狸が手作りマスクを販売している。





一応、行ってみたちえりあは臨時休館中だった。



一旦地上に出てみよう。



旧5号線の方を向いて撮影。



これだけで駅に戻る。現在、札幌市内で動く歩道があるのはここだけなのだろうか?



駅に戻る直前の階段で、「はるかぜ」という作品を発見。作者名は無かった。



再び東西線に乗り込む。



新さっぽろへ行こう。