魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

シーズンを総括する Vol.2

2006年12月22日 09時37分54秒 | シーズン総括

 

前回は単に採集した種類について言及したのみでしたが、今回はさらに突っ込んでみました。

高知方面は12回行き、14日間採集していました(2泊採集が1回)。日本海側は7~8月に5回行きました。採集回数は行った回数と同様。河川はかなり行きましたので、カウントしませんでした。採集に同行者といったのは2回でした。

アカオニナマコ

同行者のいる場合は何故か自分のバケツがさびしくなります。まず7月は同行者がオオスジイシモチ、オトメベラ、カゴカキダイなどを採集していましたが、私は・・・。

9月。仲間のバケツ

こんな感じです。キンチャクダイやミツボシ、ネズスズメなどが見えます。他にもクロホシフエダイ、マツダイ、クラカケモンガラ等々・・・ちなみに私はナンヨウツバメウオ、テンス等前回よりはましでした(笑)

しかし8月と10月には充実した結果を得られました。サザナミフグ、ハナキンチャクフグ、キンセンイシモチ、キリンミノ。10月にはツマジロオコゼ、イシヨウジ、ホンソメワケベラ、ワカウツボ、ハシナガウバウオ等。12月には良い大きさのクマノミを採集できました。採集は偶数月が良いのでしょうか。


 

「採集場所」について。

ここでは採集場所を具体的には明かしません。採集場所の環境(磯か、砂底か等)です。

まず大きな岩がごろごろした場所では採集は難しいです。ベラやヤッコなど、追いかけてもすぐ逃げられてしまうでしょう。逆に小さな岩が多数ある場所では、大きな岩があるようなところよりも採集は容易です。岩ノ下に隠れるので、その岩ごとタモで包囲すれば、簡単に捕らえられます。←シマハギに失敗したくせに

テグリなど縄張りの範囲が小さいものは採集がさらに容易になります。これらは大きな岩がある場所でも採集可能です。片手に網で、片手で追い込み、捕まえます。ホンソメワケベラやキリンミノなども似た方法で採集可能です。

ミノカサゴ類は動きがのろく、容易に採集可能。

砂底では隠れる場所が無く、採集は難しくなります。ゆらゆら泳ぐテンス幼魚、カミソリウオなどが採集できる程度でしょう。しかし砂底でも堤防脇では非常に採集しやすいのです。というのは、魚を堤防に追い込んで採集できるからです。

動きのすばやいベラも堤防追い込み法には敵わず。

初めて採集したコバンヒメジ。

堤防では、長い網でなければ話になりません。しかし私にはチョウチョウウオやツノダシ等をとるテクニックがありませんので、採集できるのは常にふぐ類、ツバメウオなど動きの遅い魚ばかりです(笑)夜間採集がいいのかも。

 

Vol.3は印象深かった出会いを振り返ります。

 

 

 

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シーズンを総括する 2006 Vol.1

2006年12月07日 22時08分08秒 | シーズン総括


 

まだ今年中にもう1回行く予定ですが、とりあえず今回、2006年シーズンを総括することにいたしましょう。

今年は去年、一昨年と比べて太平洋側に行く機会が多くなったため、その分多くの魚が採集できました。日本海側でもコチの仲間やコバンヒメジ、コロダイなどの極小サイズを採集できました。

コチ科の魚。イネゴチ?

コバンヒメジの子

今年、初めて採集することができた魚はクマノミ、キンセンイシモチ、サザナミフグ、オトメベラ、ホシハゼ、ロクセンスズメダイ、コバンヒメジ、ヨメヒメジ、カスミアジ、コロダイ、ナンヨウツバメウオ、サツマカサゴ、キリンミノ、ミノカサゴ、オオスジイシモチ、オオスジヒメジ、オニカマス、ホシテンス、ミツボシクロスズメダイ、ホンソメワケベラ、リュウキュウヤライイシモチ、コウワンテグリ、ヒメテグリ、イシヨウジ、ツマジロオコゼ、ヒナハゼ、カワアナゴ、ハシナガウバウオ、ヤマブキベラ、ウバウオ、ミミズハゼ、クエ、タカベ、ワカウツボ、ウミスズメ、オグロテンジクダイ、ハナキンチャクフグ、タモロコ タテガミギンポと39種類に及びました。

結局、期待されたチョウチョウウオやキンチャクダイ科の魚はたくさん拝見できたものの、網に収めることはできず。淡水では近くの川でさまざまな魚を採集しましたが、魚の種類が九州に比べると少ないかなと感じました。


 

2006年採集魚類

カワムツ オイカワ アブラボテ ギンブナ カワヨシノボリ
トウヨシノボリ メバル アカササノハベラ ホシササノハベラ アカエイ
ドンコ タモロコ ブルーギル コスジイシモチ スズメダイ
カサゴ ハリセンボン マアジ ネンブツダイ アナハゼ
クロホシイシモチ オヤビッチャ ニシキベラ クモハゼ属 オトメベラ
ホシハゼ クマノミ イシガキダイ ツマグロハタンポ メジナ
ミツボシクロスズメダイ ソラスズメダイ ボラ キヌカジカ ヨウジウオ
コチ属の1種 ナベカ ホンベラ ヒメテグリ ロクセンスズメダイ
クロメジナ ナガサキスズメダイ ホシテンス ハオコゼ タツノオトシゴ
コケギンポ クエ コショウダイ コロダイ アイゴ
ウバウオ キンセンイシモチ オオスジヒメジ オオスジイシモチ ヤマブキベラ
カゴカキダイ オニカマス キリンミノ イスズミ ギンガメアジ
カスミアジ カワハギ ゴンズイ ハナキンチャクフグ サザナミフグ
タテガミギンポ コウワンテグリ カミナリベラ クロマスク属の1種 タカベ
マダイ コバンヒメジ ヨメヒメジ サツマカサゴ ウミスズメ
ヒナハゼ スミウキゴリ ゴクラクハゼ マハゼ メダカ
オグロテンジクダイ イシヨウジ ツマジロオコゼ ホンソメワケベラ ハシナガウバウオ
リュウキュウヤライイシモチ イシダイ クロサギ イサキ カワアナゴ
ミミズハゼ マサバ コモンフグ ミノカサゴ 以上94種。


次回は、これらを別の視点から振り返ります。最終採集の報告の序に・・・


 

 

 

 

コメント (2)
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