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イレズミハゼPriolepis nocturuna (Smith)の稚魚は3日間で全滅しました。せっかく我が家の水槽に産まれてきたのに、残念です。
昨夜、我が家で飼育しているイレズミハゼが産卵していました。その後、仔魚を採取し、仔魚の飼育をスタートさせました。そして、少し前に購入した「ワムシ」の二次培養をスタートさせました。
その前に、ワムシについて説明いたします。ワムシとは、動物プランクトンの1種で、魚類の養殖に使われるのは、シオミズツボワムシと呼ばれるものです。基本的に汽水に生息する種類で、ウナギ養殖池で大量発生し嫌われていましたが、餌料生物として適しているとわかり、現在は日本中の養殖場で使用されています。
我が家のイレズミハゼが産卵しました。この前から何度か産卵していたようですが8月29日の夜に孵化した個体を取り上げました。写真は今年の6月ごろ撮影したイレズミハゼ。この時点でおなかが大きく膨らんでいました。
これがイレズミハゼの仔魚です。このくらいの口の大きさですと、ワムシの仲間も捕食することができそうです。ワムシは基本的に生きたものを使用するのですが、今回はキョーリンからでている「クリーンワムシ」というのを使用。
某氏のお話では、冷凍のワムシだけでクマノミ仔魚を育てた人も結構いるということでした。最も本来は生きたワムシが最高ではあるのですが入手性に難があるということでしたので、今回は冷凍のものを使ってみます。
容器は小型プラスチックケース、水は毎日換えます。餌は1日複数回を与えています。どのくらい育つでしょうか。